【長野パルセイロ】クラブライセンス『是正通達』、「年内を目途に解消予定」と説明
AC長野パルセイロのエンブレム。(C)SAKANOWA
「停止条件付交付」に。
J3リーグのAC長野パルセイロは9月24日、同日に2025シーズンのJ2クラブライセンスで「停止条件付交付」として「是正通達」が出されたことを受けて、声明を発表した。今シーズンの経営面での問題点が指摘されているが、長野は「年内を目途に解消予定」と説明している。
クラブは「9月24日(火)、Jリーグより『Jリーグクラブライセンス』についてのリリースがありました。当クラブは、2025シーズンのJ2クラブライセンス申請に対し、停止条件付交付となりました。なお、停止条件につきましては、年内を目途に解消予定です」と報告している。そのうえで「引き続き、熱いご声援ご支援を賜りますようお願い申し上げます」と呼び掛けている。
経営面で課題が浮上したという。ただし法律や財務の専門家で構成される第三者機関のFIB(クラブライセンス交付第一審機関)からの指摘であるため、Jリーグからその具体的な問題の内容については公開されていない。
長野は期限である11月24日までにFIBから通知された「停止条件」を充足すると、J2クラブライセンスが発行される。ライセンスの「停止条件付交付」は、2014年のガイナーレ鳥取以来となる。
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長野は11月24までに、クラブが停止条件の充足を確認できる客観的資料をクラブライセンス事務局に提出する予定。これにより条件充足が確認されれば、クラブライセンスが付与される。