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【浦和】「法的措置も辞さない」SNSのなりすまし差別投稿に弁護士と対応

写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

川崎サポーターを模倣、「差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信を確認」。

 J1リーグの浦和レッズは9月21日、前日の川崎フロンターレ戦(●0-3)のあとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、川崎のサポーターになりすまして選手に対する差別的な投稿をする卑劣な行為が見られたとして、『SNS における差別的、誹謗中傷的な投稿について』と題して川崎とともにメッセージを発信した。

 浦和は次のように呼び掛けている。

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  昨日の試合終了後(9月20日)、SNSにて弊クラブ所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信を確認しました。

 ここ数節、川崎フロンターレの対戦相手に対して同様の投稿が為されており、川崎フロンターレサポーターのアカウントを利用したなりすまし行為と思われます。

 これは浦和レッズだけではなく、Jリーグ全体に対して悪意のある行為です。

 浦和レッズとしては、弁護士にも相談の上、今後の状況によっては法的措置も辞さない考えです。 今後もいかなる差別的、侮辱的な行為や言動、SNS等での発言も絶対に許すことはありません。

 これからも浦和レッズの理念、差別撲滅宣言、SDGsのビジョン、提携する国連の友アジア-パシフィックと共に策定した差別撲滅に向けたアクションプログラム(行動計画)に基づき、浦和レッズは継続して、差別撲滅に向けて取り組み続けていきます。

浦和レッドダイヤモンズ

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 川崎も同日に公式サイトで、「クラブの信用失墜にもつながることから、これ以上の被害の拡大を防止するためにも、注意喚起だけではなく直接的・具体的な対応が必要であると考え、適切な方針を提案してもらうべく、顧問契約を結んでいる弁護士事務所と具体的な調整に入りました」と、具体的な対策に踏み出す方針を示している。

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[文:サカノワ編集グループ]