【松本山雅】布啓一郎監督が解任、新監督は柴田峡編成部長。「これからは、外から松本山雅を応援させていただきます」
写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
羽田憲司コーチも退任、西ヶ谷隆之氏がトップチームに昇格。
J2リーグの松本山雅FCは9月25日、布啓一郎監督を解任したと発表した。羽田憲司コーチの契約も解除された。あわせて新監督には、柴田峡編成部長が就任することも決定した。また西ヶ谷隆之U-18監督がトップチームのコーチに就く。柴田監督は9月25日のトレーニングから指揮を執っている。
布前監督はクラブを通じて、「成績を上げることができずに、サポーターをはじめ、クラブをサポートしていただいている皆様にたいへん申し訳なく思います。これからは、外から松本山雅を応援させていただきます。 短い間でしたが、ありがとうございました」とコメントしている。
羽田前コーチも「短い期間でしたが、結果を残すことができず、力不足で申し訳ない気持ちです。 満員のアルウィンでサポーターの皆さんと共に戦うためにこのクラブに来たので、それを経験することができなかったことが残念です」と謝罪している。
一方、柴田新監督は次のように意欲を示している。
「今回の監督交代は、強く責任を感じています。クラブをサポートしてくれている皆様の思いに結果をお見せしないといけないのが我々のクラブです。次の試合まで大きなことを変えることはできませんが、選手たちが新たにチャレンジする気持ちやそれぞれの想いを一つにして、チームを良い方向に向かわせるように、力を合わせて頑張ってまいります。皆様の応援をよろしくお願いいたします」
柴田新監督は1965年12月8日生まれ、東京都出身、54歳。松本では、2011年から2015年までコーチ、2016年から2017年6月までユースアドバイザー兼ジュニアユースU-15監督、2017年12月から2020年9月までチーム統括本部編成部部長を務めてきた。
西ヶ谷氏は1973年5月12日生まれ、47歳、静岡県出身。
1年でのJ1復帰を目指していた松本だが、これまで4勝7分10敗(20得点・35失点)で22チーム中20位と低迷していた。
[文:サカノワ編集グループ]