【日本代表】大迫勇也はオランダ戦のみ参戦へ。ブレーメン「5日間隔離」が必要なため
大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
追加招集の予定は現時点でなし。
日本代表(SAMURAI BLUE)が10月5日、今年最初の活動に突入した。森保一監督のもと、チームはオランダのユトレヒトで合宿を行い、9日にカメルーン代表(現地14時/日本時間21時開始)、13日にコートジボワール代表(現地16時45分/日本時間23時45分開始)と国際親善試合を行う。そうしたなか、ドイツメディア『キッカー』によると、メンバーに招集されたヴェルダー・ブレーメンのFW大迫勇也が9日のカメルーン戦のみ参戦し、ドイツに戻ることになると伝えた。
記事によると、ブレーメン当局が現在新型コロナウイルス感染のリスクが高まっている国・地域に渡航した人について、5日間の自宅待機を義務付けるという。オランダ・ユトレヒトも先週末、その地域に指定された。
そのためクラブは日本サッカー協会(JFA)と協議したうえ、「妥協案」で合意。大迫は9日のカメルーン戦のみ臨むことになったとレポートしている。そうすれば再開後の最初に組まれている10月18日のSCフライブルク戦には、問題なく参戦できるということだ。
日本サッカー協会(JFA)も10月5日、その報道が事実であると認めた。
ドイツでは各州の自治体が、政治的な権限も握っている。欧州では再び新型コロナウイルスの感染者が増加し、さまざまなシチュエーションが想定されるため、クラブもさまざまなセーフティネットを巡らせておきたい考えのようだ。大迫は10月3日のアルミニア・ビーレフェルト戦(〇1-0)はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。今季これまでリーグ2試合・0得点。
ブレーメンは他の代表選手に関しても、1試合のみ限定での出場を各国サッカー協会に要請するなど調整を進めている。
日本代表は岡崎慎司(SDウエスカ)がケガにより、代表への不参加が決定している。13日のコートジボワール戦は、FW登録が鈴木武蔵だけになる可能性もある。現時点で、追加招集は検討されていない。
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[文:サカノワ編集グループ]