×

【川崎0-2FC東京】レアンドロ2発、川崎相手に無失点で決勝進出

FC東京のレアンドロ(2020年1月撮影)。写真:上岸卓歴史。

優勝した2009年以来11年ぶり!

[ルヴァンカップ準決勝] 川崎 0-2 FC東京/2020年10月7日/等々力陸上競技場

 ルヴァンカップ準決勝はFC東京がレアンドロの2ゴールで川崎フロンターレに勝利を収め、優勝した2009年以来11年ぶりの決勝進出を果たした。もう一方のカードは、柏レイソルが1-0で横浜F・マリノスに競り勝ち、2013年以来となるファイナルへコマを進めた。

 川崎が敵陣でボールを回すハーフコートゲームのような展開になるなか、FC東京の永井謙佑とレアンドロらはその背後にできた広大なスペースを虎視眈々と狙う。

 すると14分、アウェーチームが掴んだ最初のチャンス。川崎陣内の左サイドで得た直接フリーキックを、レアンドロが直接蹴り込んで、FC東京が先制に成功する。

 その後もほとんどの時間帯、FC東京陣内での試合が続く。ただボールを支配するものの川崎もなかなか決定的なチャンスを作れない。

 迎えた62分、GK林彰洋のキックを起点に、ラインブレイクを果たした永井がクロスを放つ。すると走り込んだレアンドロが押し込む、鮮やかなカウンターから追加点を奪ってみせる。

 ホームチームは、三笘薫、大島遼太、小林悠、旗手怜央、宮代大聖と攻撃的なカードを次々と切り、FC東京ゴールに迫る。ただ森重真人と渡辺剛を中心とした守備網を打開できず。結局、FC東京が2-0で勝利を収めた。

 レアンドロは「(先制点は)ゴールキーパーが少しニアサイドを開けているのを見て、シュートを選択しました。(2点目は)永井選手がとにかくスピードがあるので、必ずパスが来ると信じて走り込みました。決勝進出を決めただけで、まだ何も成し遂げていません。まずリーグ戦1試合ずつ、勝利を目指していきます」と語った。

注目記事:日本代表の「最強布陣」を考察。大迫勇也は1試合戦限定、各ポジションにスペシャリスト。左SBがいない!?久保建英“スーパーサブ”か

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads