【日本代表】選手・監督の声から読み解く先発予想。吉田麻也「当確」、遠藤航、鈴木武蔵「確実」、久保建英「微妙」
コートジボワール代表戦での日本代表の先発予想。(C)SAKANOWA
コートジボワール戦、入れ替えは「数人程度」。再び二つのシステムを採用へ。
[国際親善試合] 日本代表 – コートジボワール代表/2020年10月13日16:45(日本時間23:45)/オランダ・ユトレヒト
日本代表(SAMURAI BLUE)が10月13日、オランダ・ユトレヒトでコートジボワール代表と国際親善試合で対戦する。FIFAランキングは日本が28位、コートジボワールが60位。同ランキングは目安で、直近9日の試合では、コートジボワールは同1位のベルギー代表と1-1で引き分けている。日本もカメルーン代表とスコアレスドローだった。
この試合の先発を、森保一監督と選手のコメントから予想してみたい。
指揮官は9日のカメルーン戦から「数人程度」のスタメンの入れ替えと、再び4バックと3バックを併用することを明言している。
またキャプテンの吉田麻也は、選手間でもカメルーン戦の具体的な課題を炙り出し、森保監督に伝え確認したと語っている。
つまり選手主導で比較的自由にプレーしたカメルーン戦を経て、コートジボワール戦は、チームとしての連係構築はもちろん、決まり事や規律・秩序の整理を一段階先へ進める位置づけになりそうだ。
合宿直前のレバークーゼン戦(△1-1)でやや違和感を覚えたというVfBシュツットガルト所属の遠藤航は大事をとって、この試合に備えてきた。試合前日練習で問題なく調整できていれば出場しそうである。
また大迫勇也はチーム事情により、カメルーン戦のみでチームを離れている。CFとしては大迫とともに二人しか招集されていない、今季北海道コンサドーレ札幌からベルギーリーグに移籍し2ゴールを決めている鈴木武蔵は、とにかく闘志を燃やしている。3バック、4バックの両方で連係を高めたい一人でもある。
コートジボワール戦での先発は、吉田が「当確」、遠藤もほぼ「当確」に近い「確実」、鈴木も「確実」と見ていいようだ。
注目の集まる久保建英だが、3-4-2-1でスタートするのであれば、先発起用の可能性も高まる。ただオーソドックスに4-4-2か4-2-3-1で試合開始を迎える場合、右MFは伊東純也が「有力」だ。
また、室屋成は「個人的には3バックは問題なくプレーできる」とも話す。戦況に応じて様々なプレーを選べる彼の戦術眼もチームにはプラスをもたらすはず。サイドバックでの起用もあるか。
さらには、2列目のあらゆる位置で「結果」を残せる三好康児は、指揮官としても様々な形で起用してみたいはず。先発、あるいは途中起用か? 楽しみな一人だ。
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[文:サカノワ編集グループ]