【千葉】首位・福岡を止める!ユン・ジョンファン監督「似ているだけにミスを減らすこと」
千葉のユン・ジョンファン監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
前節の金沢戦で6試合ぶり勝利。14試合負けなしの相手に、意地を見せたい。
[J2 29節] 福岡 – 千葉/2020年10月25日14:00/ベスト電器スタジアム
ジェフユナイテッド市原・千葉のユン・ジョンファン監督が10月24日にオンラインによる記者会見に臨み、翌日のアウェーでのアビスパ福岡戦に向けて抱負を語った。
千葉は現在J2リーグ、10勝5分13敗(31得点・32失点)の勝点35で16位。前節10月21日のツエーゲン金沢戦では山下敬大と髙橋壱晟のゴールで2-0と6試合ぶりの勝利を収めた。最近は3試合は1勝2分けで、いずれも無失点に抑えている。
一方、福岡は前節のFC町田ゼルビア戦でスコアレスで引き分け、破竹の12連勝でストップしたとはいえ首位をキープ。14試合負けなしと勢いが止まらない。
ユン・ジョンファン監督は金沢戦の勝利を受けて、「この3試合良くなってきて、金沢戦のあとは選手も明るくなりました。選手たちも嬉しかったと思います」と、チームの雰囲気について語る。
また、福岡とは前回ホームでの対戦で2-2と引き分けている(その後、福岡の連勝がスタートした)。指揮官は「あの試合は悪くなかったですが、最後に集中力を欠いて引き分けてしまいました。集中してやれれば、この3試合のようにできると思います」と、4試合連続無失点へ意欲を示す。
組織的な守備から鋭い攻撃を展開する。そこをベースにしている点で両チームに共通項があると感じている。だからこそ、「集中」をカギに挙げる。
「似たような感じであり、ミスを減らすことが大切。自陣でミスをすると、カウンターを受けてしまいます。できれば相手の陣地で試合を進めたい。守備は良くなっているので、そこが上手くいけば。守備面は続けていくことが大切だと思います」
そして選手たちにとっては「いろ考える時期」であり、「モチベーションを上げるためにも勝つこと」と、ユン・ジョンファン監督は福岡撃破へ闘志を燃やしていた。
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[文:サカノワ編集グループ]