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【鹿島】福岡にAT弾で敗戦、浮上のキッカケ掴めず。岩政監督「整理がつかない」

鹿島の岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ルヴァンカップ、コーナーキックからウェリントンがヘディング弾。週末はリーグ新潟戦。

[ルヴァン杯 GS4節] 福岡 2–1 鹿島/2023年4月19日19:00/ベスト電器スタジアム

 ルヴァンカップのグループステージ(GS)4節、鹿島アントラーズは90+3分のウェリントン弾に沈み1-2で敗れた。公式戦3連敗に。

 城後寿に先制ゴールを決められたものの、31分、広瀬陸斗のアーリークロスを約1か月半ぶりに実戦のピッチに戻ったアルトゥール・カイキがヘッドで叩き込み追い付いた。

 しかし――90+3分、コーナーキックからウェリントンがフリーでヘッドを決められ、これが決勝点となった。

 Jリーグ公式サイトによると、鹿島の岩政大樹監督は試合後の記者会見で、「受け止め切れていないのでなんとも言葉にできませんが、今年何度も起こっているようなことが起こってしまった。整理がまだあまりついておりません。選手の姿勢は素晴らしかったですし、ムードも非常に良かったですし、みんなよく戦ってくれました。サポーターの方々も含めて、一緒に戦ってくれたと思っています」と振り返っている。

 そして試合終盤の失点の要因を問われると、指揮官は「いろいろあるでしょうね。いろんなところからそうなってしまっていると思いますし、それを一つひとつ、ここで挙げるわけにはいかないです。挙げないほうがいい気がします」と語っている。

 前半途中からボールをキープできていた時間帯もあった。その点がプラス材料になるのでは? その問いに岩政監督は「そこから迫力のあるところまで持っていけず、後半続けられなかった。全て良かったわけではなかった」として、「今日は少なくとも勝点1を取らないといけない試合。そこに持っていけなかったので、そこの時間帯が良かったと言ってもあまり意味がないような気がします」と、90分通じての試合運びに改めて課題を残したと口にしている。

 鹿島は4連敗中のリーグ戦に向けて、浮上のキッカケを掴めず。今週末の23日にはアウェーでJ1リーグ9節・アルビレックス新潟と対戦する。

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