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【鹿島】岩政監督「関係性でサッカーをする」。札幌相手に3連勝なるか

鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

確かな戦い方が見えてきたなかで迎える「3試合目。いい相手だと表現し、選手とも共有」。

[J1 11節] 札幌 – 鹿島/2023年5月3日14:00/札幌ドーム

 鹿島アントラーズの岩政大樹監督が5月2日、オンラインの記者会見に臨み、翌日のアウェーでのリーグ3連勝の懸かる北海道コンサドーレ札幌戦に向けて抱負を語った。

 アルビレックス新潟、ガンバ大阪を下しての連勝。これで4勝1分5敗と勝率5割復帰まで、あと1勝にも迫った。岩政監督は、前回の2勝(京都サンガF.C.、横浜FC戦)について「ふわふわとした雲をつかむような感触だった」が、今回の2連勝は「自分たちの戦いを掴み始めて、それが結果に表れてきたのはすごく大きい。これをやっていけば、というところに選手の意識が向かっています」と頷く。

 ミッドウィークの連戦、北海道に乗り込んでの札幌戦だ。現在勝点13で並んでいる。

 指揮官は次のように札幌の印象を語る。

「ミシャ監督が長年かけて作られたサッカー。前線中央でのコンビネーションにスピードのある選手を並べて、以前よりも速さが出ています。多少のアレンジが加わっていますが、ミシャ監督らしいと言っていいのでしょうか、得点も失点も多い楽しいサッカーをされていると思います。それに対し、僕たちも今やろうとしていることを貫けるかを試される相手になります。(2連勝から)3試合目、いい相手だと表現し、選手とも共有しています」

 そしてオールコートマンツーマンで基本的には守るコンサドーレ対策について、岩政監督は選手間の「関係性」をカギに挙げた。

「試合の入りのところで中途半端に入ると、そこで札幌は得点することが多いです。その時間帯に、具体的な絵を揃えるのは必要で、それを提示しています。また選手に強調しているのは、ポジションでサッカーをするのではなく、関係性でサッカーをすること。出てくる相手に対し、動きを止めなければ、よりスペースも顕著に作り出せます。それをやり切ることが、その先の時間(立ち上がり以降)には必要だと思っています」

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 そのうえで、しっかり球際に向かっていけるか。撃ち合い覚悟でそれぞれの局面を上回っていければ、再びゴールラッシュもあり得るか――!!

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