×

【鹿島】岩政大樹氏が新監督に就任「伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたい」

鹿島の岩政大樹氏。(C)KASHIMA ANTLERS

「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは――」

 J1リーグ鹿島アントラーズは8月8日、契約解除となったレネ・ヴァイラー前監督(René Weiler)の後任として、今季トップチームのコーチを務めてきた岩政大樹(IWAMASA Daiki)氏が新監督に就任すると発表した。

 岩政監督は1982年1月30日生まれ、山口県出身、40歳。現役時代のキャリアは、周東FC ― 大島JSC ― 岩国高校 ― 東京学芸大学 ― 鹿島アントラーズ ― ポリス・テロFC ― ファジアーノ岡山 ― 東京ユナイテッド(選手兼コーチ)。日本代表8試合・0得点(2010年、南アフリカ・ワールドカップ出場)。

 指導者歴は、東京ユナイテッド選手兼コーチ、東京大学ア式蹴球部コーチ、上武大学監督、鹿島トップチームコーチ。

 岩政新監督は次のように決意表明をしている。

「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした。不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何もなくなりました。

 アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは”新しい鹿島”を創り上げることです。

 そのために、伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたいと思っています。鹿島が鹿島であるために。カシマがカシマであるために」

 岩政監督は14日のホームでのアビスパ福岡戦から指揮を執る。

【注目記事】
【鹿島】「ネクストゲーム?」ヴァイラー監督が広島戦直後に語った言葉とは

【FC東京】レアンドロが再び相手顔面に平手打ち。清水戦カードなし、VARも介入せず

【J1 人件費ランキング】3位柏、2位川崎、1位神戸…それでも前年比13億円マイナス。浦和は!?【完全版】

Ads

Ads