レアルのジダン監督は久保建英とブラヒムの来季復帰を希望?バジェホが拒否!?
レアル・マドリードのジダン監督(左)、日本代表での久保建英(右)。(C)Audi Cup 2019 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ファンからも最も注目を集める二人。
スペインメディア『デフェンサ・セントラル』は10月30日、現在レアル・マドリードからレンタル移籍中であるビジャレアルCFの久保建英(19歳)、ACミランのブラヒム・ディアス(21歳)が、来季2021-22シーズンに復帰する最注目選手に挙げられていると報じた。一方、グラナダCFのヘスス・バジェホ(23歳)が、レアル・マドリードに復帰することを考えていないというニュアンスの発言をしたことをクローズアップしている。
レアル・マドリードを中心に取り上げる同メディアは、これまでにジネディーヌ・ジダン監督が久保とディアスにより注目していると取り上げてきた。今回の記事では、「ファンからも最も注目を集める久保タケやブラヒム・ディアスのみならず、すべてのレンタル組の選手に気を配っている」と伝える一方、意外にも復帰を希望しない選手がいるというのだ。
それが現在グラナダでプレーするバジェホだ。レアル・マドリードはセンターバックの選手層の薄さが課題であり、バジェホに経験を積ませ、レアル・マドリードに戻らせる――というクラブの構想もあるに違いない。
しかし、バジェホはPAOKサロニカとのヨーロッパリーグ(EL)の試合(△0-0)を経ての取材で、「(未来について)(チームに合流した)初日から本当に素晴らしく、クラブのプロジェクトにも賛同してきました。私はベストの状態を保ち、チームに貢献することを考えています。私自身も改善をしていきますし、チームとしてもまだまだ改善の余地があります」と語っている。
決して“復帰したくない”ではなく“今は復帰のことは考えていない”ということを口にしたようだ。ただグラナダは現在リーグ4位、こうしてELにも出場していて勢いもある。
選手としてのやり甲斐を十分感じているに違いない。アクラフ・ハキミ(レアル・マドリードからボルシア・ドルトムントにレンタル、今季インテル・ミラノに完全移籍)のように結果的にレアルに復帰しない――というケースも今後は増えていくのだろうか。
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[文:サカノワ編集グループ]