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久保の動向にも影響!?アセンシオはレアル・マドリード残留希望。フリーになった場合の移籍先候補は…

東京五輪準決勝の日本戦でゴールを決めたスペイン代表のアセンシオ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

継続的に話し合い。

 スペイン1部レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が今シーズンで契約満了を迎える。その動向が注目される一人だが、本人はレアル残留を希望し、継続的に話し合いも行われている。

 27歳のウインガーは今季これまでリーグ戦全試合にメンバー入りし、28試合(先発14試合)・9得点・6アシストと活躍。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)11試合・3得点・1アシストなど、公式戦通算47試合・12得点・8アシストと目に見える結果を残している。

 これまでも移籍の可能性が報じられてきたが、本人は契約延長を優先させたい意向だ。一方、イングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエAでのプレーも視野に入れている。

 移籍情報を専門とするファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は5月16日、自身のツイッターで、次のようにアセンシオについてレポートした。

「マルコ・アセンシオの優先順位はいつでも、契約を延長してレアル・マドリードにとどまることだった。イングランドやイタリアのクラブからフリートランスファーになっての移籍に向けて関心が寄せられているものの、本人は残留を希望している。レアル・マドリードと、新たな契約を巡る話し合いは進んでいる、まだ終わっていないが、その協議は続くものと見られる」

 そのようにアセンシオの第一希望は変わらずレアル残留であると強調している。

 そしてレアル・ソシエダに今シーズン完全移籍した日本代表MF久保建英について、レアル・マドリードは“優先交渉権”(移籍する場合、その移籍金の半額で獲得できるなど)を持っている。昨年の段階ではあったが、アセンシオが退団する場合、同ポジションである久保を復帰させるプランが浮上していると、スペインメディアでは報じられていた。

 ただし、久保はレアル・ソシエダで充実したシーズンを送り、来季のCL出場権を獲得できそうである。2027年までラ・レアルと契約を結ぶ21歳のレフティは、「100パーセント、ソシエダにいる」と発言するなど移籍の意思はない。

 ただ、アセンシオがどのような契約を結ぶのか。例えば複数年契約になれば、今後の久保の動向にも少なからず影響を及ぼす可能性がある。他にもトニ・クロース、ルカ・モドリッチも1年契約を更新することが決定的だ。この夏はボルシア・ドルトムントからジュード・ベリンガムの獲得が近づいていると言われるが、大規模な補強にはならないか!?

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