【柏】新たに1人追加、計14人が陽性。仙台からバス同乗など29人が濃厚接触者
柏のネルシーニョ監督。(C)SAKANOWA
COVID19、トップチームのスタッフから11人目。
新型コロナウイルス(COVID19)のクラスター(感染者集団)が発生したJ1リーグの柏レイソルだが、11月5日、クラブで自主的にPCR検査を再び実施した結果、新たにトップチームスタッフ1人から陽性が確認された。これで柏のトップチームから、選手3人、スタッフ11人の計14人が陽性判定を受けた。
クラブによると、柏は5日に選手36人、トップチームスタッフ10人、フロントスタッフ14人、アカデミースタッフ16人、関係者14人、計90人を対象にPCR検査を行った。
その結果、トップチームスタッフ1人から陽性反応が認められた。同スタッフはこれまで平熱で、無症状だった。11月2日に公共交通機関で仙台に移動し、翌日に仙台からバスで柏に戻っていた。4日のPCR検査では陰性だが、5日の検査で陽性反応が出た。
また、保健所から選手やスタッフへのヒアリングの結果、4日まで判明した陽性判定者13人の濃厚接触者として29人が判定された。
対象は3日に仙台から柏に移動するバスに同乗していた選手・スタッフ、またスタッフルームを使用していたスタッフ、クラブハウスやグラウンドでの接触など。選手21人、トップチームスタッフ8人が該当した。
4日までに陽性判定されたネルシーニョ監督をはじめ13人に関しては、大きな容体の変化は見られない。 トップチームおよびアカデミー、スクールの活動は4日から当面の間、活動を休止する。
6日からはフロントスタッフも自宅待機とし、原則在宅勤務(電話でのお問い合わせは通常通り)になる。 今後、PCR検査を実施した際、その結果が報告される。また、クラブは引き続き、保健所の指導のもと、新型コロナウイルス感染症対策に努めていく。
柏は3日のJ1リーグ・ベガルタ仙台戦、7日のルヴァンカップ決勝・FC東京戦の延期が決定している。14日に組まれているJ1リーグの大分トリニータ戦も延期が濃厚な状況だ。
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[文:サカノワ編集グループ]