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ACL決戦の地ドーハ、マリノスのスタッフ1人「Reactive」判定で7日間隔離に

横浜F・マリノスのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

カタールの空港到着後のPCR検査、「陽性」とは異なるものの。濃厚接触者なし。 

 横浜F・マリノスは11月22日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参加するためカタールのドーハ・ハマド国際空港に到着して実施した21日のPCR検査で、トップチームスタッフ1人が新型コロナウイルス感染症の「Reactive」判定を受けたと発表した。当該スタッフを除いた選手・スタッフ56人は陰性判定だった。

■当該スタッフの経過・症状
11月16日(月)
チームトレーニングに参加。体調に異常はなし。

11月17日(火)
チームトレーニングに参加。体調に異常はなし。

11月18日(水)
15時にチーム全員を対象としたPCR検査を受検。体調に異常はなし。 19時キックオフのJ1リーグ30節・川崎フロンターレ戦に帯同。

11月19日(木)
18日(水)に実施したPCR検査の結果、陰性判定を受ける。体調に異常はなし。

11月20日(金)
成田空港よりカタール・ドーハへ向け出国。

11月21日(土)
早朝にドーハ・ハマド国際空港へ到着。空港到着後にPCR検査を受け滞在ホテルへ移動。 検査結果が判明するまでホテル客室(一人部屋)にて待機。
午後、結果が判明し「Reactive」判定を受ける。チーム滞在ホテルとは別のホテルにて隔離。

■当該スタッフの今後について
大会の運営ルールに基づき、「Reactive」判定を受けた当該スタッフは22日現在、別のホテルにて隔離中。今後、体調の経過を観察のうえ数回実施するPCR検査にて陰性が認められ、また「Reactive」判定から7日間隔離後に、大会主催者ならびに「Covid19 Compliance Officer」の許可の下、チームに合流できる。

■チームの今後について
当該スタッフの「Reactive」判定後、カタール保健省によるヒアリングが実施され、濃厚接触者はなしとの判断を受けた。

また該当スタッフ以外の陰性判定をもとに、大会主催者と「Covid19 Compliance Officer」の許可を受け、遠征メンバー56人は21日(土)19時よりトレーニングを実施。 大会プロトコルに基づき、チームは今後も定期的にPCR検査を受検する。

大会プロトコルを遵守の上、クラブがこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ全員に再度感染症防止策の徹底をはかる。

※大会主催者の取りまとめで行われるPCR検査の判定結果には、Negative(陰性), Inconclusive(ウイルスの断片検出), Reactive(Ct値が30を超えるケース), Positive(Ct値30以下, 陽性)の4種類がある。

※定期的なPCR検査実施は、全員が陰性であった場合も各チームが定期的に受検することと大会ルールで定められている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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