【ACL】一触即発!!FC東京が上海申花に0-1敗戦
FC東京のジョアン・オマリ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
カタール・ドーハ集中開催初戦、FC東京のペースで試合が進んだが――。
[ACL GS3節] FC東京 – 上海申花/2020年11月24日(日本時間19:00)/エデュケーション・シティ・スタジアム
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)3節、カタール・ドーハでの集中開催初戦を迎えたFC東京は中国の上海申花に0-1で敗れた。
試合は立ち上がりからFC東京が主導権を握る展開に。両サイドから揺さぶりをかけて、そこに永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロが絡み、スピードとパワーを生かしてゴールに迫る。ただ、ディエゴ・オリヴェイラが迎えた決定機は、相手ゴールキーパーに止められるなど、なかなか得点できない。
一方、FC東京のGK波多野豪も好守を見せて、ゴールを割らせない。
そして前半終了間際には、肘打ちをしたのではないかと両チームが主張し合う。そして相手選手の危険なプレーにFC東京のDFジョアン・ウマリが激怒して、一触即発の雰囲気になる場面もあった。
前半を終えた段階で、シュート数はFC東京が6本、上海申花が2本、そのうち枠内が1本とゼロ。ボール支配率は61パーセントと39パーセント。FC東京優勢で試合が進んだが――。
後半に入っても、FC東京のペースは続いた。ただ、ややスペースも生じてきて、カウンターから迎えたピンチでは、波多野が飛び出して防ぐ。
すると70分過ぎ、ペナルティエリア内にて、非常に微妙な判定ではあったが中村帆高が相手選手の背中に手を伸ばすとファウルを取られ、PKを与えてしまう。そしてこれをユー・ハンチャオに決められてしまい、先制点を与えた。
FC東京はアダイウトン、渡辺剛、中村拓海、さらにアディショナルタイムには田川亨介、三田啓貴と投入。しかし1点が遠く、0-1で落とした。
FC東京、上海申花ともに1勝1分1敗で並んだ。
日本勢の横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸は明日25日、カタールラウンド(東地区・代替開催)の初戦を迎える。
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[文:サカノワ編集グループ]