全治4~6か月、柏の戸嶋祥郎がメッセージ「今できることから努力」。呉屋大翔「サチのこのコメントに1ミリの嘘もない」

柏レイソルのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

自分のことより相手のことを気遣い、Jリーグ全体のことを気にかけている――。

 J1リーグの柏レイソルは9月30日、27日のJ1リーグ19節・横浜F・マリノス戦で負傷した戸嶋祥郎が検査の結果、左脛腓骨骨折と診断され、治療に約4から6か月を必要とする見込みだと発表した。

 戸嶋はクラブを通じて、次のようにコメントを発表している。

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ご心配をおかけして申し訳ありません。
必ず復帰しますので安心してください。
皆さまからの温かい声を耳にし、感謝の気持ちでいっぱいです。

交錯した相手選手からもご丁寧にご連絡をいただきました。
ご自身もあのシーンで痛めてしまったようで、軽傷であることを願うばかりです。
最後にまたピッチで闘うことを約束できました。

一方で、この件に関して耳が痛くなるような発言もあり、残念です。
どうか、Jリーグ、サッカーに関わる方々が先駆けとなって、今以上に温かい声があふれ、お互いをリスペクトする想いに満ちていくことを願います。
また、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、今まで以上に熱気にあふれたスタジアムが戻ってくることも願っています。

少しでも早くピッチに立てるよう、今できることから努力していきます。 次こそはレイソルの勝利に貢献できるよう、J1の舞台でゴールを決められるよう、さらに強くなって戻ってきます。 頑張ります!

これからも柏レイソルへの応援をよろしくお願いします!

戸嶋 祥郎

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 この発表を受けて、チームメイトの呉屋大翔は、自身のツイート(@goyahiro1313)で、次のようにメッセージを発信した。

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サチが今回の怪我をした時、ベンチで思わず頭を抱えてしまった。それはもちろん映像的にも目を塞ぎたくなるようなものだったし、周りの選手のリアクションを見ればどれくらいの怪我かはだいたい想像ついた。

それでも1番はサチの日々の取り組み、真面目すぎると感じる時もあるほどどんなトレーニングも一切手を抜かない。そんな姿勢をキャンプの時からずっと見てたのにまさかサチが運悪くあのショッキングな怪我に遭ってしまう。それに対してもはや巷でいう怪我の予防などとはなんなのかとも思ってしまった。試合後、サチになんて声をかければいいか分からないなと思っていた中でこのコメントを見た。

コメントも真面目だなって思った人もいるかもしれない。でもきっとサチはこのコメントに1ミリの嘘もない。自分のことより相手のことを気遣い、Jリーグ全体のことを気にかけている。サッカーの神様がもしいるならこんな選手にあんな怪我をさせてほしくない。って心の底から今も思っている。

けれどサチはもう切り替えて前を向いている。リハビリも真面目に頑張るはず。でももっと真面目にやらなきゃってサチが思えるほど、いいプレーをピッチで見せたい。柏レイソルのチームメイトみんなで。

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 クラブや呉屋の発表をはじめ、ツイートには「#待ってるぞ祥郎」のハッシュタグがつけられ、たくさんのメッセージが寄せられている。

 柏は次節10月3日、アウェーで横浜FCと対戦する。次のホームゲームは10月10日(15:00開始)のヴィッセル神戸戦だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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