【ACL】神戸GK前川黛也が英語で記者会見「必ず勝って原動力になる」。広州恒大との第2戦に向けて
ACLの広州恒大戦に向けて英語で記者会見に応じた神戸の前川黛也。写真:ヴィッセル神戸/(C)VISSEL KOBE
三浦淳寛監督は「当然勝ちに行きます。メンバーは――」。
[ACL GS4節] 神戸 – 広州恒大/2020年11月28日(日本時間19:00)/アル・ワクラ・スタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)、ヴィッセル神戸のGK前川黛也と三浦淳寛監督が11月27日、広州恒大との“第2ラウンド”に向けた前日の記者会見に臨んだ。前回は広州恒大、今回は神戸のホームゲームという位置づけになる。
新型コロナウイルスの影響を鑑み、ジョホール・ダルル・タクジムFCが出場辞退したことに伴い、グループGは3チームによる総当たり2回戦制に。神戸は2連勝でいち早く決勝トーナメント進出を決めた。あと「勝点3」で1位突破も決まる。
この先を見据えると、今回はターンオーバーが採用されそうである。そうしたなかで記者会見に臨んだ前川は、すべて英語で語った。
試合に向けた抱負を求められた前川は、「前川です。次の試合は必ず勝たなければいけないと思っています。勝つことで、たくさんのエネルギーや良いモチベーションを得られるので、そのための原動力になりたいです」と意欲を示した。
神戸はACL初出場で決勝トーナメント進出を果たした。次なる目標は? その問いに前川は次のように答えた。
「もちろん、最大の目標はアジアのナンバー・ワンに立つことです。それに向かって、一つずつ勝っていくことが課題になります。そのなかで、自分たちのモチベーション、戦う姿勢や気持ちを高め、ディフェンスのオーガナイズと素早い攻撃を大事にしながらやっていき、次の試合で勝ちたいと思います」
また、三浦監督には現地記者から「選手としてもアジアで数多くの試合を戦ってきたが、現在の神戸はどれぐらい力があり、今大会どこまで行けると思っているか?」という質問が出た。
指揮官は「もちろん、チームとして目指すのはアジアナンバー・ワン。それがチームのスローガンでもあります。ここを獲るために、選手たちは意識してプレーしてきました。自分の経験でもアジアのレベルは上がってきていて、勝つことは難しい状況ですが、選手・スタッフ一つになって、そこを目指してやっていきたいです」と、アジア制覇に向けて意欲を示した。
また翌日の選手起用について問われ、三浦監督は「明日の試合も当然勝ちに行きます。メンバーは今日のトレーニングで選手のコンディションを把握したうえで決めたいと思います」と語った。
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[文:サカノワ編集グループ]