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【FC東京】ベスト16で3度連続の涙。東慶悟は「また強くなってこの舞台に戻って来る」

FC東京の東慶悟。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「僕たちは年明けにルヴァンカップ決勝もあります」タイトルマッチへ、この経験を生かす。

[ACL 決勝T1回戦] 北京国安 1-0 FC東京/2020年12月6日/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール・ドーハ)

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、J1リーグのFC東京は中国超級リーグの北京国安に0-1で敗れ、過去二度阻まれてきた「ベスト16」の壁を、またも越えることができなかった。

 FC東京のキャプテンを務める東慶悟はこの試合、先発出場を果たして69分までプレー。0-1とリードを許したあと、髙萩洋次郎と交代した。

 試合後のフラッシュインタビューに登場した東京の10番は「本当に今日は特別な試合で、何とかみんなで次のラウンドに行きたかったですが……。本当に悔しいです」と唇を噛み締めた。

 FC東京は過去ACLに参戦した2012年、2016年ともに決勝トーナメント進出を果たしている。しかし、いずれもベスト16で敗退。この「16強の壁」を突破することが、今大会一つの目標でもあった。

「本当にただ悔しく、チームとしても、個人としても、もっと力をつけなければいけないと思いました。ただ、ネガティブなことだけではなくて、ここ(ACL)でできた経験はすごく大きなものになり、僕たちは年明けにルヴァンカップ決勝もあります。そこに向けて、すごく良い勉強になりました。また強くなって、もう一度この舞台に戻って来たいと思います」

 そのようにキャプテンマークを巻いてこのカタールでの集中開催となった大会を戦った東は敗戦を受け止め、大切なタイトルマッチ――1月4日のルヴァンカップ決勝――に向けて、気持ちを切り替えていた。

 ACL決勝トーナメント1回戦、Jリーグ勢は7日に2チームが登場。ヴィッセル神戸が上海上港、横浜F・マリノスが水原三星ブルーウイングスと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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