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後任は曺貴裁氏か?京都が實好礼忠監督の今季限りの退任を発表

京都のサポーター。(C)SAKANOWA

現在6位と昨季よりも順位を上げているが――。

 J2リーグの京都サンガF.C.は12月7日、實好礼忠監督との契約満了に伴い、今シーズンをもって退任すると発表した。同じくトップチームの佐藤一樹ヘッドコーチ、佐藤尽コーチ、出口拓馬アシスタントコーチも契約満了となる。 来季の体制については、決定次第発表される。實好監督は最終戦後にコメントをする。

 實好監督は1972年10月19日生まれ、愛媛県出身、48歳。選手歴は1995年から2007年まで、ガンバ大阪で務めた。Jリーグ通算236試合出場・1得点。

 指導歴はG大阪ユースコーチ、G大阪コーチ、G大阪ヘッドコーチ、名古屋グランパスコーチ、G大阪U-23監督、G大阪ユース監督、京都コーチを経て、今季、京都の監督に就任した。

 今シーズンはこれまで、16勝10分13敗(46得点・41失点)の6位。2018年にはJ3降格も目前に迫る19位まで低迷し、昨季は8位まで挽回。例年であれば昇格プレーオフ圏内である6位入りを果たそうとしている。

 2018年5月に布部陽功氏が退任して以降、ボスコ・ジュロヴスキー氏(2018年)、中田一三氏(2019年)、實好礼忠氏(2020年)と監督交代が続いている。また、この間、トップチームの強化責任者も相次いで交代している。

 そうしたなか、過去にも招へいに動いた前湘南ベルマーレ監督で、流通経済大のコーチを務めた曺貴裁氏の来季監督の就任が有力視されていると言われる。

 ここ数年は、J1昇格を意識した補強をしてきた。ただ京都の下部組織の育成は定評があるだけに、いかにトップチームにつなげる体制づくりを築けるか。京都が未来への舵を切る。

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[文:サカノワ編集グループ]

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