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「魂を引き継いで」京都の曺貴裁監督、2発衝撃デビュー・パウリーニョ効果、稲盛和夫名誉会長への思いを語る。天皇杯、東京Vに勝ちベスト4!

パウリーニョが2ゴールの衝撃デビュー!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「パウリーニョがどういう選手か、味方が知ることができたのは大きかった」

[天皇杯 準々決勝] 京都 2-1 東京V/2022年9月7日19:03/味の素スタジアム

 東京ヴェルディに競り勝ち天皇杯ベスト4進出を果たした京都サンガF.C.の曺貴裁監督が、試合後の記者会見で、20年ぶり二度目の優勝に向けて「リーグ戦と天皇杯、両方戦っていけるのは選手にとって大きなモチベーションになります」と喜ぶとともに気を引き締めた。

 新加入パウリーニョが2ゴールを決めての勝利。最後は1点差で耐えて、10月5日の準決勝・サンフレッチェ広島戦にコマを進めた。

「準決勝の広島さんには今年一度も勝っていませんが、サンガスタジアムで試合ができると聞いているので、多くのサポーターの皆さんの前で、すごくいい状況でできると思います。リーグ戦と天皇杯、両方戦っていけるのは選手のモチベーションを高めてくれます。

 ヴェルディさんのファイティングスピリットに最後まで苦しめられましたが、この勝利は京都に残っている選手たち、京都の皆さんに送りたいと思います」

 そのように指揮官は終盤戦への収穫を挙げた。何よりパウリーニョは大器の予感を漂わせる活躍を見せたのは楽しみだ。

「パウリーニョがどういう選手かを味方が知ることができたのは大きかったです。相手にも知られてしまったわけですが――。短い期間でチームに合わせようとして、良さが出なくなっては、新加入の意味がありません。彼をどのように生かせるのか。彼が力を出したなか、京都に残っている選手を含めチームメイトが特徴を理解できたので、それはポジティブだと思います」

 そのように“パウリーニョ効果”を喜んだ。

 また、先日亡くなられた名誉会長だった稲盛和夫氏の魂が、この公式戦連勝をもたらしてくれたとも語った。

「2002年に(天皇杯で)優勝した際、稲盛さんは国立に駆けつけて非常に喜ばれていられたと聞いています。昨年J1昇格した際も、体調が悪いなかでもとても喜んでくれていたと聞きました。京都のみならず経済界にとって重要なキーパーソンを失ってしまい、悲しい思いでいっぱいです。この2試合、その魂は引き継がれて、目に見えない力を与えてくれました。稲盛さんの『真我』の精神、人を大事にする、正しいことをやりなさいという心は、サッカーにも同じことが言えて、足元にも及びませんが、大切にしていき天国にいる稲盛さんへ、これからもいい報告をしていきたいです」

 そのように“サポート”を感じ取っていた。内容も伴った大きな1勝で、さらに勢いが付きそうだ。

 京都はこのあと10日のリーグ戦、ホームにて鹿島アントラーズと対戦する。

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