【大宮】高木琢也監督の今季限りでの退任を発表「非常に熱い後押しをしていただいた中で、J1昇格を果たせなかったことに非常に責任を感じています」
大宮の高木琢也監督。(C)SAKANOWA
J1復帰を目指してシーズン序盤は良かったものの、再開後は勢いを付けられず現在J2リーグ17位。
J2リーグの大宮アルディージャは12月8日、高木琢也監督の今シーズン限りでの退任が決定したと発表した。後任は決定次第発表される。
高木監督は1967年11月12日生まれ、長崎県出身、53歳。現役時代のキャリアは、国見高 ― 大阪商業大 ― フジタ ― マツダ/サンフレッチェ広島 ― ヴェルディ川崎 ― コンサドーレ札幌。日本代表として、国際Aマッチ44試合・27得点を記録している。
指導者歴は、日本大学コーチ ― V・ファーレン長崎技術アドバイザー ― 横浜FCコーチ ― 横浜FC監督 ― 東京ヴェルディコーチ ― 東京V監督 ― ロアッソ熊本監督 ― 長崎監督 ― 大宮監督。
4年ぶりのJ1復帰を目指した今季、シーズン序盤はまずまずのスタートを切ったものの、再開後は勢いを付けられず苦戦を強いられた。今季これまでは、J2リーグ12勝11分16敗(37得点・49失点)の勝点47で、17位に低迷していた。
高木監督は次のようにコメントしている。
「大宮アルディージャのファン・サポーターやパートナーの皆さま、2年間ご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございました。特に今シーズンはコロナ禍という大変な状況にもかかわらず、非常に熱い後押しをしていただいた中で、J1昇格を果たせなかったことに非常に責任を感じています。チームを離れることになりましたが、大宮アルディージャの発展を心から願っております。大変お世話になりました。あらためまして、ありがとうございました」
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[文:サカノワ編集グループ]