手術を受けたイニエスタが日本語で経過報告「大好きなサッカーを楽しむためにも」
バルセロナ市内での手術後、状態を報告した神戸のアンドレス・イニエスタ。※ツイッター(@andresiniesta8)より
右大腿直筋近位部腱断裂で全治約4か月、「安全性を高めるため手術という決断に」。
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が12月16日、自身のSNSのツイッター( @andresiniesta8 )を更新して、スペイン語、日本語、英語で、手術に至った経緯と術後の状態について報告した。
カタールでの集中開催となったAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で、イニエスタは広州恒大との初戦で1得点・1アシストと活躍し、チームを3-1の勝利に導くとともに勢いをもたらした。さらに上海上港戦でも先制点を奪い、2-0の勝利に大きく貢献した。しかし、その試合で負傷して途中交代に……。
そして12月10日、アルジャヌーブ・スタジアムで行われた準々決勝の水原三星ブルーウイングス戦で延長後半途中から出場し、PK戦の1本目のキッカーとして成功。そこで再び大腿部を痛めた。
神戸の発表によると、カタール市内の病院にて検査を行った結果、右大腿直筋近位部腱断裂と診断。13日のベスト4での敗戦をスタンドで見届けたイニエスタは15日、スペインのバルセロナ市内の病院で神戸のチームドクターの立ち合いのもと手術を受けた。全治まで約4か月の見込みということだ。
イニエスタはその手術のあと、次のように日本語のメッセージをファンに届けた。
「みなさん、こんにちは!
先週のスウォン(水原三星)とのACL準々決勝の試合で、右大腿直筋近位部腱断裂をしました。さまざまなテストと医療チームとの協議の結果、これからのリハビリや回復状況と安全性を高めるためにも手術という決断に至りました。
手術は成功し、今はとても良い状態です。大好きなサッカーを楽しむためにも、出来るだけ早く回復するように精一杯リハビリに励みたいと思います。
ヴィッセル神戸のサポート、クラブの医療サービス、そしてラモン・クガット医師団に心から感謝します。
みなさん、本当にありがとうございます」
イニエスタはこれまでJ1リーグ26試合(1995分)4ゴール・6アシスト、ACLでは6試合(320分)に出場、2得点・1アシストを記録。神戸のACL初出場でのベスト4進出に貢献した。
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[文:サカノワ編集グループ]