千葉の田坂祐介が現役引退を表明。川崎の盟友、中村憲剛も「まさか同じ年に」と驚きエールを送る
2019年、佐藤寿人とともに新体制発表会に臨んだ田坂祐介。(C)SAKANOWA
川崎、ボーフム、千葉でプロのキャリアを重ねる。
ジェフユナイテッド市原・千葉は12月17日、MF田坂祐介(Tasaka Yusuke)が2020シーズンをもって現役引退すると発表した。
田坂は1985年7月8日生まれ、広島県出身、35歳。171センチ・67キロ。これまでのキャリアは、サンフレッチェ広島ユース ― 青山学院大学 ― 川崎フロンターレ ― VfLボーフム(ドイツ) ― 千葉。
通算成績は、Jリーグ174試合・15得点、千葉(J2リーグ)18試合・0得点。ブンデスリーガ81試合・9得点。
田坂は次のようにコメントしている。
「今シーズンで現役引退することを決めました。
ジェフに来てからの2年間はケガとの戦いでなかなかチームに貢献できず、チームとしても目標であった昇格に届きませんでしたが、そんななかでも、自分を含め選手をいつも後押ししてくれたサポーターには感謝の気持ちしかありません。
フクアリの雰囲気、熱いサポーターが大好きで、ジェフのユニフォームを着てプレーできたことは僕の誇りです。この街に住んで、ジェフの存在の大きさを改めて感じました。
これからも地域を象徴するクラブとしてより発展し、念願のJ1昇格を達成できることを陰ながら応援しています。ありがとうございました。
そして、自分にプロとしてプレーする機会を与えてくれた川崎フロンターレ、海外でプレーするという貴重な経験をさせてくれた VfL Bochum 1848、これまでの自分のサッカー人生に関わってくれた全ての人に感謝しています。 ありがとうございました」
川崎でともにプレーし、同じ2020シーズンにスパイクを脱ぐこととなった中村憲剛は、自身のSNSのツイッター( @kengo19801031 )で、「まさか同じ年に引退するとは思わなかった。タサ、本当にお疲れ様でした。次、楽しみにしてるよ」とエールを送っている。
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[文:サカノワ編集グループ]