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【ACL川崎】ダミアン2発、“完璧”オーバーヘッド!絶体絶命のPK、ソンリョン救う。韓国の強豪・大邱に3-2逆転勝利

川崎のレアンドロ・ダミアン(2019年4月撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

シミッチも決めた! 痛恨のミスから先制点を許したが…。

[ACL GS1節] 川崎 3-2 大邱/2021年6月26日(日本時間27日)/ロコモティフ・スタジアム

 J1リーグ川崎フロンターレがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ、ウズベキスタンラウンド(集中開催)に登場。初戦の韓国の強豪・大邱FC戦、3-2の逆転勝利を収めてみせた。

 川崎は今大会、ドイツ・ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍がこの日発表された田中碧が不在に。中盤はシミッチ、脇坂泰斗、旗手怜央、家長昭博、三笘薫という構成で臨んだ。

 しかし序盤はエジガルを中心とした大邱の鋭い攻撃に苦しむ。すると8分、ゴール前での混戦の競り合いに持ち込まれた際、シミッチの触れたボールが中にずれ、それをファン・スンミンに決められてしまう。

 そこからは川崎が主導権を握って反撃。しかし、その背後を突かれると、クロスに反応したエジガルのユニフォームをジェジエウが引っ張って止め、イエローカード。さらにPKが与えられる。

 この絶体絶命のピンチ。立ちふさがったのはGKチョン・ソンリョンだ。川崎の守護神は横っ飛びで防ぎ、この悪い流れを断ち切ってみせたのだ。

 すると40分、持ち上がったジェジエウのパスを、川崎のエースストライカー、レアンドロ・ダミアンが引きながらトラップして浮かし、マークについていたDFから少し離れる。躊躇うことなくオーバーヘッド! ゴール隅のコースを突くパーフェクトな一撃を突き刺し、1-1の同点に追い付いてみせた。

 そして後半立ち上がり、またも大邱に決められて1-2とリードを許す。

 それでも51分、三笘がペナルティエリアの左サイドを突き抜けるドリブル突破から、最後はレアンドロ・ダミアンが再び決めて同点に。

 55分、脇坂の左コーナーキック。グラウンダーのキックを選択すると、中央で反応したシミッチが左足でねじ込み3-2に逆転する。そのまま逃げ切り、川崎が貴重な勝点3を奪った。

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[文:サカノワ編集グループ]

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