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【浦和】「泣きながら別れを告げた」リカルド監督がスペイン紙の特集で“移籍”の胸中激白

徳島のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「やるべきことはたくさんあります」「自分のサッカーのアイデアを実行できる選手を選ぶ」。しかし、その前に徳島で――。

 浦和レッズの来季の新指揮官に就任することが決定したリカルド・ロドリゲス監督(現・徳島ヴォルティス Ricardo Rodriguez )が12月23日、スペイン紙『アス』のインタビューに登場し、徳島での4年間を振り返るとともに新天地に懸ける思いを語った。そのなかで徳島から延長オファーがあったものの浦和で指揮を執ると決意した際、リカルド監督は「スポーツディレクターと社長に今季限りで辞めることを伝えるのはとても辛かった。涙ながらに別れを告げたのは、全幅の信頼を寄せてくれているからだと改めて分かり、それがとても嬉しかったからです」と明かしている。

 さらに指揮官はJ1復帰を成し遂げながらの徳島から浦和への“移籍”に「(徳島では)クラブやファンとのつながりが強かったからこそ、こうして長く続けられたのだと思います。私たちは家族ですが、新たな挑戦をする必要があり、何より浦和は別次元のクラブですから」と、徳島への感謝を口にしている。

 そして監督は浦和のビジョンに共感し、それを実現することが責務であると受け止める。

「今年、浦和はそのクラブの偉大さに見合ったパフォーマンスを見せられず、リーグ10位に終わりました。やるべきことはたくさんあります。プレースタイルの立て直し、戦術を浸透させること。そのためには、チームを若返らせる必要があります。また『2022年にリーグ優勝』という目標を掲げています。その目的も私たちは共有しています。どの監督であっても、タイトル争いができるクラブを率いることは幸せなことです」。その一方で、「自分のサッカーのアイデアを実行できる選手を選ぶこと」も重要なポイントに挙げている。

 また、リカルド・ロドリゲス監督が連れていくスタッフは通訳のみ。コーチ陣は浦和が用意するスタッフで固めるということだ。

 そして、もう一つの大きな目標として、浦和のファンに「誇りを感じてほしい」「楽しみポジティブな感情を感じてほしい」とも語っている。

 ただし、その前に――。徳島で天皇杯を狙いに行く。

 12月23日にはHonda FCと準々決勝を行う。指揮官は「歴史を作ってきた選手たちに、レジェンドになるチャンスだと伝えてきました。タイトルまであと3試合。夢を追いかけていきます」と、徳島で“日本一”になると誓いを立てる。

 リカルド・ロドリゲス氏は1974年4月3日生まれ、スペイン出身、46歳。これまでの監督歴は、 U-17サウジアラビア代表、ジローナFC(スペイン)、 ラチャブリーFC(タイ)、バンコク・グラスFC(タイ)、スパンブリーFC(タイ)、徳島(2017年~2020年)。J2リーグ通算80勝・40分・48敗。

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[文:サカノワ編集グループ]

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