日本代表GK中村航輔がポルトガル移籍か。清水加入の権田修一と柏からスイッチ?
中村航輔。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
本当に!?「あと一歩のところまで来ている」と現地メディアが報じる。
J1リーグ柏レイソルに所属する日本代表GK中村航輔がポルトガルリーグに移籍か――!?
ポルトガルメディア『オ・ジョゴ』が12月25日、「ポルティモネンセがゴールキーパー中村航輔を狙う」と題したレポートを掲載。同国1部のポルティモネンセSCが中村獲得に向けて、「あと一歩のところまで来ている」と交渉の進捗具合を伝えた。
2019年12月に開催された東アジア選手権の2試合など、すでに日本代表として国際Aマッチ6試合に出場している25歳のGKは、しかし2020シーズン、再び負傷に苦しみ韓国代表でもプレー経験のあるキム・スンギュに試合出場数で上回られた(J1リーグではキム・スンギュが24試合、中村が10試合出場)。中村は9月2日のルヴァンカップ準々決勝のセレッソ大阪戦(〇3-0)以降、ケガもありメンバーから外れている。これまでの通算成績はJ1リーグ89試合、J2リーグ61試合で、トータル150試合出場。
今回の記事では、中村のキャリアと実績を伝えるとともに、交渉が大詰めを迎えていると報じている。また、権田修一がこのほどポルティモネンセから清水に期限付き移籍されたことを受けて、日本人のゴールキーパーがポルトガルで入れ替わることを不思議な現象だとも捉えている。
ただし、再び新型コロナウイルスの感染拡大により、日本からの出入国の規制が強化されている。実際に交渉が進んでいたとしても、状況がたちまち一変することもあり得そうだ。そういったなかでも、新たな環境に飛び込むリスクと収穫を天秤にかけてどのように判断するのか。
スケールの大きな日本の守護神候補であり、2021年、復活への力強い一歩を踏み出したい。柏のファンやサポーターをはじめ、たくさんの人が中村の活躍に期待を寄せている。
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[文:サカノワ編集グループ]