【浦和】荻原拓也、福島春樹、武富孝介の3人が曺貴裁監督就任の京都に移籍
荻原拓也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
武富は完全、荻原と福島は1年間のレンタルで。
J1リーグの浦和レッズは12月28日、武富孝介が完全、荻原拓也と福島春樹が期限付きで、曺貴裁監督の就任した京都サンガF.C.に移籍することが決定したと発表した。期限付き移籍の期間は2022年1月31日まで。
今季8試合・0得点に終わった武富は次のようにコメントしている。
「浦和レッズに関わる全ての皆さん、京都サンガF.C.に移籍することになりました。
このサッカーの街にプロになって戻ってきて、改めてこの街の人たちはサッカーが大好きだなと思いましたし、すごく浦和レッズは愛されているクラブだなと感じました。試合に出られない時、長い間怪我をしてモチベーションを保てない時も埼玉スタジアムで皆さんの熱い声援や熱い姿勢を見て、毎回このピッチに戻ってプレーしたいと思わせてもらいました。
ただその声援や期待になかなか応えられなかったことに申し訳なく思っています。このチームには素晴らしいキャリアを過ごしている先輩たちがいます。その選手たちから肌で感じ学んだことを今後の選手生活に生かしていきたいと思います。
今年は新型コロナウィルスの影響で皆さんも大変ななか、スタジアムでのサポート、そしてクラウドファンディングでの心強いご支援ありがとうございました。皆さん、くれぐれもお体に気をつけて元気な姿で来シーズンを迎えられることを願っています。
2年半本当にありがとうございました」
また今季アルビレックス新潟に期限付き移籍してコンスタントに出場機会を得た荻原は、次のように抱負を語っている。
「この度、京都サンガF.C.に期限付き移籍することになりました。正直今回の決断は簡単ではありませんでした。今すぐにでも浦和レッズのユニフォームに袖を通して埼スタのピッチで躍動したいです。
しかし『成長して帰って来る』と誓ったからには、さらに進化する必要があると感じました。自分のストロングポイントを磨くチャンスだと思い、期限付き移籍を決断しました。しっかりと経験を積んで戻ってきますので、これからも応援よろしくお願いします」
そして第2GKとしてチームを支えてきた福島は決意を示す。
「浦和レッズのファン・サポーターの皆さん、約6年間ありがとうございました。浦和レッズの一員として過ごした時間は僕にとって本当に幸せな時間でした。これからは一人のファンとして浦和レッズを応援しています。ステージは変わりますが、また皆さんにお会いできる時を楽しみにしています」
[文:サカノワ編集グループ]