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【浦和】シャルク退団決定、ホセ・カンテ引退。最後に語ったメッセージとは…

浦和のシャルク。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「調子はいい」。クラブW杯へ「世界中の人が見るなか、浦和レッズの力を世界に示したい」

 J1リーグの浦和レッズは11月27日、ギニア代表FWホセ・カンテ(Jose Kante)が今季限りで現役引退すると発表した。またアレックス・シャルク(Alex SCHALK)は2023シーズンで契約満了に伴い退団することが決まった。

 今季チーム最多リーグ8ゴール、公式戦通算12ゴールを決めているストライカーのホセ・カンテは33歳にしてスパイクを脱ぐことを決断。次のようにコメントしている。

「私は幸せに、穏やかに、誇りを持って引退しますが、何よりも感謝しています。物心ついたころから、私を形作ってきたサッカーに感謝しています。

 ファン・サポーターの皆さんに感謝しています。ファン・サポーターの皆さんなしでは、このスポーツに価値を付けられません。この難しいタスクを私に託し、信頼し頼りにしてくれたクラブ関係者の皆さん、感謝です!

 そして、この素晴らしい道中、私に訪れる新たな人生に感謝します!! フットボールのために、私は常に野心的でした。だからこそ、引退を発表しても、自分自身への敬意と私たちに多くの期待を寄せてくれるファン・サポーターの皆さん、そして浦和レッズに関わる全ての方への敬意のため、最高の形で終えることだけを考えています。

 シーズンを良い形で終えられることを願っています、私たちの努力は報われるはずです!!! ありがとうございました!」

 また、2年目のオランダ人FWシャルクは今季リーグ6試合・2得点、10試合・4得点を記録。ホーム最終となったアビスパ福岡戦(●2-3)でチームにとっての今季ラストゴールを決めた。

 シャルクはその試合後、次のように今季を振り返っていた。

「残念なシーズンでした。良い状況になった時にケガに見舞われてしまいました。不運なタイミングでした。もう少しチームに貢献できたら、もう少しチームにとって重要な選手になれれば、もう少し出場時間を得られたら、という思いはあります。ベストを尽くしました。ただ個人的にはもう少しチームを助けたかった。その点については残念な気持ちです」

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 そしてリーグ1試合、AFCアジア・チャンピオンズリーグ2試合、クラブ・ワールドカップ(W杯)と残すシーズンについて、31歳のFWは「まず次の試合も出場してベストを尽くす姿を見せます。ゴールかアシストできるように、最後までチームでベストを尽くします。クラブワールドカップに参加できることについては興奮しています。調子はいいです。可能な限りプレーし、重要な選手になっていきたいです。キャリアの中でもチャンス。世界中の人が見るなか、浦和レッズの力を世界に示したいです」と語っている。

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