【浦和】ユンカーはマンUファン。影響を受けたFWはルーニー、ファン・ペルシ、さらに…
浦和のFWキャスパー・ユンカー。(C)URAWA REDS
背番号はサッカーを始めた時に付けていた「7番」に。
ノルウェー1部(エリテセリエン)のFKボデ/グリムトからJ1リーグの浦和レッズに加入した元U-21デンマーク代表FWキャスパー・ユンカーがこのほど、オンラインによる取材に応じて新天地・浦和での決意を語った。
昨シーズンは25試合・27ゴール・11アシストを決めてノルウェーリーグの得点王と最優秀選手賞を受賞し、チームを優勝に導いた。そんな左利きのストライカーが影響を受けた選手について、次のように語った。
「僕はマンチェスター・ユナイテッドのファンなんです。(ロビン)ファン・ペルシ、(ルート)ファン・ニステルローイや(ウェイン)ルーニーが好きです。彼らから少しずついろいろなことを取り入れられればと思いながらプレーしてきました」
そのようにユナイテッドのヒーローと称えられてきたストライカーたちへの憧憬を口にしていた。
また、浦和で付けることになった背番号「7」について、次のように言った。
「自分から希望したわけではありませんでしたが、ヨーロッパでもビッグプレーヤーが身に付けている番号で嬉しいです。それに自分が(サッカーを始めた)3歳から5歳頃までは7番を付けてプレーしていました。そういった意味でも楽しみ。ただ背番号よりも、まず何よりパフォーマンスのほうが大事です」
「ぜひ浦和に幸運をもたらすラッキーセブンに!」と言われると、「そう望んでいます」と、27歳になるユンカーは頷いて笑った。
4月30日に選手登録が完了し、今後の公式戦出場が可能になった。
ボデ/グリムトでは4月の開幕に向けた合宿に臨んでいたのでコンディションは整っているが、公式戦からは約4か月離れている。浦和のリカルド・ロドリゲス監督はユンカーの起用について、「今は浦和に慣れていくプロセスにあります。フィジカルコンディションと戦術的にどこまで順応できているかを見極めて試合で使っていきたいと思います」と、まずチーム内の紅白戦などで適応を高めてからのデビューを示唆した。
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[取材・文:塚越始]