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欧州ではなく…J最強FWオルンガ、カタール移籍!?柏はFC東京と1/4ルヴァン杯決勝を控えるが…

2020シーズンのJリーグ最優秀選手賞を受賞した柏のオルンガ(上段右から二人目)。写真:石田達也/(C)Tatsuya ISHIDA

カタールメディアが速報で伝える。

 J1リーグの2020シーズンの得点王、そしてJリーグの最優秀選手(MVP)の個人2冠に輝いた柏レイソルのケニア代表FWオルンガが、カタールリーグに移籍か!?

 これまでも憶測的な噂は絶えなかった。シーズン前はドイツに滞在していたため、ブンデスリーガ行きを検討しているのではないかと囁かれた。イタリアのメディアでも注目選手として、セリエA挑戦を推奨された。以前にはスペインからオファーがあったとも報じられた。ただ、いずれも具体的に進展することはなかった。とはいえ26歳の現在のJ最強ストライカーが、より高いステージから注目されるのは必然な流れではあった。

 そうしたなか、カタールメディア『ドーハ・スタジアム』が12月28日、ツイッターで「オルンガがアル・デュハイルに向かっている」と伝えたのだ。

 2018年途中に加入し、今季J1リーグ32試合・28ゴールと圧倒的な存在感で、川崎フロンターレが圧倒的な強さで優勝を果たした一方、2020シーズンを象徴する選手となった。

 オルンガはJリーグアウォーズでの記者会見で、今季の活躍の原動力について、サポーターからの“信頼”を挙げていた。

「2018年途中に加入した時、チームを勝たさなければいけない状況でしたが(※チームはJ1残留争いをしていたが2部降格に)、3得点しかできず、皆さんをガッカリさせてしまいました。ただサポーターが私に信頼を寄せてくれていると感じていました。そこからより責任を持ち、試合ごとに一つひとつ学ぶことも多くなりました」

 柏は2021年1月4日、延期されたルヴァンカップ決勝のFC東京戦を控える。本人にとってもタイトルを懸けた戦いは、必ず立ちたい舞台であるに違いない。一方、契約に関しては何が起きても不思議ではない世界であり、そういった時期に差し掛かっている。

 中島翔哉も所属していたアル・デュハイルは現在、カタール1部で7勝4敗(26得点・16失点)の勝点21で、3位につけている。

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[文:サカノワ編集グループ]