【横浜FM】甲府にレンタル中の泉澤仁が決意、完全移籍に切り替える「新しいフィールドで自分らしくプレー」
横浜FMでの泉澤仁。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
アーサー・パパス・ヘッドコーチが退任、鹿児島の監督に就任。
J1リーグの横浜F・マリノスは12月28日、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍中のMF泉澤仁(IZUMISAWA Jin) が完全移籍に切り替えたと発表した。
泉澤は1991年12月17日生まれ、29歳。165センチ・63キロ。A型。これまでのキャリアは、大宮アルディージャ ― ガンバ大阪 ― 東京ヴェルディ ― MKS Pogoń Szczecin(ポーランド) ― 横浜FM ― 甲府。今シーズンはJ2リーグ28試合・3ゴールを記録した。
泉澤は次のように横浜FMのサポーターに向けてコメントしている。
「ポーランドのリーグに所属していた2年前、F・マリノスからオファーをいただき大変名誉な気持ちで帰国いたしました。その年、F・マリノスはリーグ優勝し、サッカー人生の中で貴重な経験を得ることができたと同時に、チームに貢献する活躍ができなかったことに、申し訳ない気持ちでいました。
今年はコロナ過のなか、改めてサッカーの持つ力の素晴らしさを感じました。新しいフィールドで、自分らしくプレーできるよう頑張ります。
ありがとうございました」
また、横浜FMは同日、渡辺皓太選、高丘陽平との2021シーズンの契約を更新したと発表している。
一方、アーサー・パパス・ヘッドコーチが退任、鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任した。
パパス・コーチは次のように横浜FMサポーターにあいさつをしている。
「横浜F・マリノスで過ごした2年間は、私にとってとてもかけがえのない時間となりました。
ともに過ごした、アンジェ監督、選手、チームスタッフ、そしてF・マリノスファミリーの皆さんに対する感謝の気持ちでいっぱいです。また、情熱をもってF・マリノスのサッカーを信じて応援し、クラブが成功するための大きな助けとなってくれた素晴らしいサポーターの皆さんにとても感謝しています。
この2年間のなかでリーグ優勝し、ACLではノックアウトステージへ進出できたことは、F・マリノスが日本、そしてアジアを引っ張っていくクラブになるための正しい道を歩めていることの証だと思っています。
クラブの一員としてその歩みに携われたことを本当に誇りに思います。来年は日本の新たな場所で指導者としてのキャリアを続けていくこととなりますが、F・マリノスのことをこれからも応援し続けていきます」
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