【移籍情報】本田圭佑、中村航輔がポルティモネンセに5日にも合流
本田圭佑(左)と中村航輔(右)がポルティモネンセに移籍へ!(C)SAKANOWA
ポルトガルリーグ最下位、それぞれの打算。
ポルトガルメディア『オ・ジョゴ』は1月2日、ボタフォゴを電撃退団すると自身で発表した本田圭佑、柏レイソルの日本代表GK中村航輔が現地5日にもポルトガル1部ポルティモネンセSCに合流すると報じた。
ボタフォゴは本田の退団を公式には発表していない。ただし両者は2020年末で契約満了を迎えたとブラジルメディアで伝えられている。
すると同メディアは、本田はすでにポルトガルに向かっていると報じた。5日にも合流し、日本時間同日(現地4日夜)に行われるSCファレンセ戦を観戦する可能性もあるということだ。
また、中村も現地5日には到着する予定だと報じている。4日のルヴァンカップ・FC東京との決勝直後に出発するということだろうか。2020シーズンはキム・スンギュの活躍と自身のケガによる離脱により、J1リーグ10試合の出場にとどまっていた。
ポルティモネンセは現在2勝2分7敗の勝点8で、ポルトガル1部の最下位に沈んでいる。そうしたなかでこの冬の移籍マーケットで、日本人選手を“補強”しようとしている。
もちろん、低迷打破への戦力として期待を寄せているとも言える。一方で、それぞれの立場での様々な打算も感じられる。
もちろん、それぞれが描いている最高のシナリオどおりに行くことが一番望まれていることだが――。ポルティモネンセの強化担当は、元浦和レッズのロブソン・ポンテ氏が担っていて、確かに人間味も溢れている。ただし、その背景にも駆け引きがあり、日本人選手のヨーロッパ移籍について考えさせられるチャレンジになりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]