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横浜FMの大津祐樹が磐田に完全移籍「このまま引退するまでF・マリノスでプレーをし続ける選択肢か、オファーを受けジュビロ磐田へ移籍する選択肢…とても悩み」

横浜FMから磐田への完全移籍が決定した大津祐樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

磐田はコロンビア人FWファビアン・ゴンザレスの獲得も発表。

 J1リーグ横浜F・マリノスのMF大津祐樹(OTSU Yuki)が1月15日、ジュビロ磐田に完全移籍することが決まった。両クラブが公式に発表した。

 大津は1990年3月24日生まれ、茨城県出身、30歳。180センチ・73キロ。A 型。

 これまでのキャリアは、新荘常盤SSS(堀原小学校) ―  鹿島アントラーズノルテ(水戸市立五中) ―  成立学園高校 ―  柏レイソル ―  ボルシア・メンヒェングラードバッハ(ドイツ) ―  VVVフェンロ(オランダ) ―  柏 ―  横浜FM ― 磐田。J!リーグ通算166試合・10得点、J2リーグ9試合・1得点。2020シーズンはJ1リーグ12試合・0得点。

 大津は横浜FMのサポーターへ、次のように感謝を伝えている。

「このたび、横浜F・マリノスからジュビロ磐田へ移籍することになりました。

『すべてはマリノスのために』

 これまで常に、この思いを胸にプレーしてきました。

 F・マリノスでプレーをするなかで、日に日にクラブのことが好きになり、自分にとってこのクラブがかけがえのない存在になりました。F・マリノスの社長、監督、強化部をはじめクラブから、大きな評価とリスペクトをとても感じる話をいただきました。

 そんななか、 このオフシーズンにジュビロ磐田から正式な獲得オファーをいただき、2021年シーズンにかけるジュビロ磐田のビジョンやクラブの本気度、覚悟、かなりの熱を感じました。

 このまま引退するまでF・マリノスでプレーをし続ける選択肢か、オファーを受けジュビロ磐田へ移籍する選択肢。決め切ることができずにとても悩み、なかなか答えを出すことができませんでした。

 ただ、一人のサッカー選手としてこれまでもそうしてきたように『常に挑戦をし続けたい』。この思いからジュビロ磐田に移籍することを決断しました。これまで応援し続けてくれたF・マリノスのファン、サポーターの皆様、ここまでマリノスを好きになれたのも、ファン、サポーターのおかげです。

 良い時も悪い時も一つになりこんなに選手とファン、サポーターが繋がっている感覚は人生初めてでした。

『すべてはマリノスのために』

 共に闘ってきた3年間、 本当にありがとうございました」

 また、大津は磐田のサポーターに、「ジュビロ磐田の皆様、このたび加入することになりました大津祐樹です。 『すべてはジュビロのために』 選手、クラブ、ファン、サポーターで力を合わせて必ずJ1昇格を成し遂げましょう。応援をよろしくお願いします」と呼び掛けている。

 磐田はコロンビア人FWファビアン・ゴンザレス(Fabian Andres Gonzalez Lasso)の獲得も発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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