【鹿島】30周年記念ユニフォームを披露。上田綺世「ほしかった番号」、荒木遼太郎「もっと自分らしいプレーを」
30周年記念モデルのファースト(ホーム)ユニフォームを着用する鹿島の上田綺世。(C)KASHIMA ANTLERS
ファーストは10年ぶりオールレッド。上田「スタジアムで自分の番号のユニフォームを着ている人を見ると僕も嬉しい」。
J1リーグ鹿島アントラーズは1月26日のクラブ創設30周年の事業説明会で、新ユニフォームを披露した。2021シーズンに新背番号をつけるFW上田綺世がファースト、MF荒木遼太郎がセカンドのユニフォームのモデル役を務めて、それぞれ新シーズンへの決意を示した。
ファースト(ホーム)は、2021年10月1日に迎えるクラブ創設30周年記念モデル。クラブカラーのディープレッドをシャツ、ショーツ、ソックスに採用。品格とアグレッシブさを兼ね備え、10年ぶりのオールレッド仕様となる。
一方、セカンド(アウェー)は、これまで数多くのタイトル獲得の際に着用している「ビクトリーホワイト」がベースとなっている。オールホワイトのカラーコンビネーションが採用されている。
上田は「すごく格好いいと思いますし、クラブ創立30周年で10年ぶりのオールレッドということで、僕も身が引き締まります。このユニフォームを着て、サポーターの皆さんと一緒に戦いたいです」と語った。
また、荒木は「全身白で自分がとても気に入っている好きな色で、これを着て、アウェーでサポーターの方々と一緒に戦えればと思います」と呼び掛けた。
上田は「18」、荒木は「13」と、それぞれ背番号が“出世”した。
上田はほしかった番号だったと言う。
「30周年ということではありますが、タイトルを獲得を目指すところは毎年変わりません。チーム全員でタイトルを獲りに行くとともに、僕個人もほしかった番号をもらえたので、それをつけて、昨年以上の結果を得られるように頑張っていきたいです。このスタジアムで自分の番号のユニフォームを着ている人を見ると僕も嬉しいです。そういう方々と一緒に今年また一緒に戦えたら嬉しいです」
荒木は柳沢敦、興梠慎三、中村充孝らがつけてきた伝統の13番を背負う。
「タイトル獲得は自分もチームも目指していますし、今年は昨年以上の成績を目指して、もっと自分らしさのあるプレーを出していきたいです」
二人が新背番号とともに、さらに突き抜けていく。そんなシーズンになれば、必然的にタイトルも見えてくるはずだ。
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[文:サカノワ編集グループ]