【浦和】武田英寿が水戸戦2ゴール!2戦3発のアピールに「よりゴール前でプレーできている」
水戸戦で2ゴールを決めた浦和の武田英寿。(C)URAWA REDS
杉本健勇は開始1分弾、明本考浩も決めた!
[練習試合] 浦和 4 (2-2、2-1、0-0) 3 水戸/2020年2月1日/沖縄(会場非公開)
※45分×3本
浦和レッズが水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチで、武田英寿の2ゴール、杉本健勇の開始1分弾、明本考浩の一発で4-3の勝利を収めた。
45分3本で行われた一戦、クラブが公表した結果によると、1本目の開始1分に杉本がゴール。また30分に武田が決めた。一方、9分と32分に失点を喫した。
2本目では、19分に失点。その後、21分に武田、46分に明本が決めた。
3本目は、スコアレスドローに終わった。
青森山田高校から加入2年目の武田は、先日の沖縄SV戦での1得点に続く2試合3ゴールと好調ぶりをアピール。19歳のアタッカーは試合後にオンラインによる取材に応じて、「一番のアピールである得点ができていて、自分の中でも、いい結果が出てきていると感じています」と手応えを口にした。
「ボランチに入っても、シャドーに入っても、立ち位置の細かいところを言われています。周りを見ていて、どのタイミングでどのようなパスが出てくるとか、どこに選手がいるのか分かりやすくできています。攻撃の面はすごくやりやすさがあります」
そのように複数ポジションにトライするなかで、武田は素早い判断を武器に、結果も付いてきている。加えて、そういった思考しながらのプレーにより、自身の幅も広がってきているようだ。
「自分がボランチに入った場合はボールにかかわってゲームを作ること。また、守備のタイプの選手がボランチにいれば、もっとボールに触れてゴール前に行けるので、得点チャンスを作ることを考えて立ち位置を変えています」
沖縄キャンプは、あと1週間。開幕までは約1か月を切り、武田は「これから先のトレーニングマッチでも結果にこだわり、勝利に貢献できるように、得点も決めて、献身的にやっていきたいと思います」と気を引き締めていた。
「(リカルド・ロドリゲス監督への交代により)サッカーが変わったこともありますが、自分がよりゴール前でプレーできるようになったことで、得点につながっていると思います。2年目になったので、ちょっと落ち着けるようになったと言いますか、少し気持ちが楽になりました」
少し肩の力を抜き、しかし気力は漲り、武田がまずは開幕のFC東京戦でのメンバー入り、さらにはスタメン奪取に向けて結果にこだわり、一心不乱に突き進む。
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[文:サカノワ編集グループ]