×

堂安律と奥川雅也のビーレフェルトが監督解任!クラブは『計画前倒し』と理由説明、最近5戦勝利なく16位に低迷

堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

後任は後日発表に。今季1部昇格、残留を目指して思い切った荒療治。

 日本代表の堂安律、奥川雅也の所属するドイツ・ブンデスリーガ1部アルミニア・ビーレフェルトが3月1日、ウーヴェ・ノイハウス監督とペーター・ネメス・コーチを解任すると発表した。ビーレフェルトはリーグ8連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンには3-3のドローに持ち込んだものの。最近5試合で1分4敗と勝ち星がなく16位に低迷していた。

 クラブは公式サイトで、2018年12月の就任以降「献身的な仕事をしてくれた」と二人への感謝を伝える。ノイハウス監督は3部降格さえも危ぶまれた18年途中、最下位の状況で指揮を執ることを引き受け、そこから一転チームを上昇させ、昨季2部優勝を成し遂げた。

 クラブは今回「今シーズンの結果に関わらず、将来に向けた長期戦略の一環として」、コーチングスタッフの交代を決断したという。新型コロナウイルスの流行でトップチームは経済的に大きな打撃を被り、今後は育成重視の方針を強める。サミル・アラビ・スポーツ部門マネジャーは「現状を鑑みて、その計画を前倒しで実行に移すことを決めました」とコメントしている。

 後任監督は今後発表されるそうだ。

 PSVから期限付き移籍している22歳の堂安は今季リーグ22試合・3得点・3アシストを記録。また、今冬にRBザルツブルクから加入した24歳の奥川は7試合・1アシスト。

 ビーレフェルトは今週末の3月7日(日本時間8日2:00)、今季横浜F・マリノスから加入した遠藤渓太の所属するウニオン・ベルリンとホームで対戦する。

注目記事:久保建英、この壁の先へ。来季レアル・マドリード復帰はブラヒムがリード?

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads