徳島サポーターが福岡戦後に選手と観客に不適切発言、5試合入場禁止に「あれだけお伝えしたにも関わらず」と岸田社長
徳島ヴォルティスのエンブレム。(C)SAKANOWA
サポーター1人が選手と他の観客に不適切な発言。
J1リーグの徳島ヴォルティスは3月16日、13日に行われた4節・アビスパ福岡戦後、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムの北ホーム指定席エリアで徳島ヴォルティスのサポーター1人が違反行為し、会場運営を妨げる事案が発生したと報告。そのためこのサポーターに対し、ホーム5試合の入場禁止処分(その間のアウェーを含む)を通告したと発表した。クラブは「当日スタジアムでご観戦された皆様をはじめ、徳島ヴォルティスにかかわる全ての皆様にご迷惑をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。
クラブによると、徳島サポーター1人が選手および他の観客に対し、不適切な発言と行動をし、会場運営を妨げた行為をしたという。処分内容は、3月17日から4月28日に開催されるホームゲーム5試合(リーグ戦・カップ戦) 、入場禁止期間中のアウェーゲームを含む。Jリーグ統一禁止事項に照らし合わせて決定した。
徳島の岸田一宏社長は次のようにコメントしている。
「本日、3月13日アビスパ福岡戦での徳島ヴォルティスサポーターによる違反行為への処分をご報告いたしました。新型コロナ禍でも、弊クラブにあたたかい応援をいただいている皆様には、大変ご迷惑をおかけし、不愉快な思いをさせてしまいましたこと、誠に申し訳ございませんでした。心より深くお詫び申し上げます。
2021新体制発表会でも、あれだけお伝えしたにもかかわらず、一部特定の方の行為が改まらなかったことは、誠に遺憾ではありますが、会場運営はじめクラブ体制の至らなさを痛感しております。今後はクラブ体制を改め、観戦ルール(ヤジ・暴言含む)を遵守いただけない方には厳格な対応で臨む所存です。 また、弊クラブが目指します、『安心、安全であたたかい雰囲気のあるスタジアム』づくりを、皆様と共に進めていきたく存じますので、何卒ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。 皆様のあたたかい応援にお応えできるよう、全力で戦ってまいります」
【徳島ヴォルティスの目指すスタジアムについて】
徳島ヴォルティスは、「安心で快適なスタジアム」「あたたかい雰囲気のあるスタジアム」を目指すとともに、再発防止に努め、引き続きファン・サポーターの皆さまと、コミュニケーションを図ってまいります。 ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、観戦マナー・ルールやJリーグ統一禁止事項を遵守いただき、ご観戦(ホーム・アウェイに関わらず)くださいますよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。