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【日本代表】予想布陣。むしろ見てみたい?大迫&南野&鎌田、森保監督が「少し考えている」3バック布陣

(C)SAKANOWA

モンゴル戦へ指揮官「いろんな考えが頭に浮かんでいる」。韓国戦でゴールを決めた山根視来はウイングバックでも生きる!

[W杯アジア2次予選F組] モンゴル – 日本/2021年3月30日19:30/フクダ電子アリーナ

 日本代表が3月30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組の第5戦、モンゴル代表戦に臨む。今回はフクダ電子アリーナでの開催だが、新型コロナウイルスの感染状況を受けて、モンゴルの「ホームゲーム」扱いとなる。無観客で実施される。

 最新FIFAランキングは日本が27位、モンゴルが190位。日本は現在2次予選、4連勝中の勝点12でグループ1位。2019年10月10日のホームゲームでは6-0の勝利を収めている。モンゴルはすでに2次予選敗退が決まっている。

 日本代表の森保一監督は試合前日の記者会見で、メンバーについて25日に3-0の快勝を収めた韓国代表戦から「大きく変更しない」と語った。多くの選手を試したいものの、集まる機会が限られるだけに「軸」の連動性を高めたいと、この一戦のテーマを掲げる。

 一方、システムに関しては、「韓国戦と同じ」である4-2-3-1を基本的に考えていて、試合中に3-4-2-1への変更もあり得ると言う。ただし「3バックもありかなと、いろんな考えが頭に浮かんでいます」と、試合前日の練習を見て、改めてコーチ陣と話し合って決めたいと明かしていた。

 その指揮官の言葉通り、韓国戦のメンバーをベースに3-4-2-1で組んでみると――。むしろ、これまでなかなか噛み合わなかったシステムが、ついに機能するのではないか? そんな期待も膨らむ陣容になる。

 韓国戦で衝撃の国際Aマッチデビュー弾を決めた山根視来、松原健はいずれも所属先でウイングバックを経験している。特に山根は湘南ベルマーレ時代、そのポジションでプロとしての実績を積んできた。

 大迫勇也の下に、南野拓実&鎌田大地が入れば、「中央でプレーをするほうが生きる」とチームメイトが声を揃える南野の特長も、より引き出せるかもしれない。

 一方、リベロが果たして吉田麻也がベストなのか? 冨安健洋も可能か? あるいは……。最終ラインは4バックのほうがハマりそうでもあり、本気で3バックをモノにしたいのであれば、そのあたりの試行錯誤にも時間をかけたい。

 また、念のため韓国戦を早い時間に交代した鎌田が、大事を取って先発を外れた場合、浅野拓磨や伊藤純也が起用されれば、やはり4-2-3-1、あるいは3トップ(4-3-3)のほうが効果的でもある。

 おそらくは森保監督もそのあたりの人選や今後の戦いを見据え、どうするか逡巡しているのだろう。大迫&鎌田&南野のトライアングル――これはぜひ見てみたいとも思うが。

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[文:サカノワ編集グループ]

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