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原口元気がミサイルキャノン、衝撃2ゴール!ハノーファーがハンブルクに3点差追い付く

ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

チームのクラスター明け、2位チームとドロー。室屋成も1アシスト。

[ブンデスリーガ2部 27節] ハノーファー 3-3 ハンブルク/2021年4月4日/AWDアレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ2部、ハノーファーの原口元気が衝撃のミサイルキャノン弾など2ゴールを決める活躍を見せて、2位のハンブルガーSV相手に、0-3から追い付くドロー劇を演じた。室屋成も1アシスト。

 チーム内の新型コロナウイルスのクラスター発生により、活動休止などを挟み3月6日のFCエルツゲビルゲ・アウエ戦(△1-1)以来約1か月ぶりの実戦に。日本代表にも選ばれてきた(今回はチーム状況もあり未招集)原口、室屋はいずれも先発フル出場を果たした。

 ブランクの影響からかハノーファーは、14分、34分、さらに後半立ち上がりの50分とアーロン・ハントに決められて、0-3とリードを広げられる。

 そこからホームチームは反撃。56分、セットプレーから横パスを受けた原口が25メートルはある地点から右足を振り抜くと、ボールはミサイルのような弾道でゴールネットに突き刺さる。

 この一撃でハノーファーは息を吹き返し、一方、ハンブルクは逃げ切ろうとやや受ける展開に。すると68分、マーヴィン・ドゥクシュのゴールで1点差に。

 さらに84分、原口の猛烈なプレッシングからボール奪取に成功。そのままゴール前まで顔を出すと、一旦シュートは弾かれるもののの、倒れたところに再びボールが来て、左足で押し込む。今度は泥臭い形で2点目。土壇場で3-3に追い付いてみせた。

 試合はそのまま3-3で終了。ハノーファーは10勝6分9敗(31得点・39失点)の勝点36で9位。2試合消化が少ない。

 原口はブンデス2部リーグ25試合・7得点・6アシスト。一方、室屋は24試合・3アシスト。

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[文:サカノワ編集グループ]

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