STVV橋岡大樹がベルギーデビュー「ものすごくスピーディ、個々のレベルが高い」。浦和から移籍後、満を持して。しかしオイペンに0-2で敗れる
ベルギーデビューを果たした橋岡大樹。(C)STVV
数的不利のなか、64分に右サイドで途中出場。
[ベルギー1部 28節] シント=トロイデン 0-2 オイペン/2021年2月28日(日本時間3月1日)/スターイエン
浦和レッズからシント=トロイデンVV(STVV)に1年半の期限付き移籍をしたDF橋岡大樹がKASオイペン戦の64分に途中出場し、ベルギー1部(ジュピラー・プロ・リーグ)でのデビューを果たした。しかし0-2で敗れ、STVVはリーグ4試合勝ち星がなく15位と苦しんでいる。STVVでは他に、鈴木優磨、シュミット・ダニエルがフル出場している。
STVVは立ち上がりにセットプレーからチャンスを作り出すものの、逆に42分にコーナーキックから先制点を献上。さらに61分、リベロの選手がレッドカードで退場し数的不利になってしまう。その苦しい状況下、64分、日本代表にも選ばれてきた21歳の橋岡が投入される。
右サイドに入った橋岡はアップダウンを繰り返しチャンスにも絡む。しかし、なかなか得点を奪うことはできない。すると試合終了間際に痛恨の2点目を決められて、ベルギー初陣はほろ苦い黒星ゲームとなった。
背番号「4」の黄色いユニフォーム姿を披露した橋岡は試合後、次のようにコメントした。
「(ピーター・マース監督からの指示は?)人数は少ないけれど、サイドをどんどん駆け上がってチャンスを作ってくれと言われました。(ベルギーデビューについて)一人少ない状況での投入でしたが、一緒に入った選手といいリズムを作り出す形も何回かあったので、悪くなかったのではないかと思います」
「(ベルギーリーグは)ものすごくスピーディで個々のレベルも高かったと思います。(今後に向けて)今なかなかチームが勝てない状況ですが、みんなで一つになって、来週金曜日の試合(アウェーのシャルルロワSC戦)ではいい結果を残せるように、練習からしっかり取り組んでいきたいと思います」
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[文:サカノワ編集グループ]