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【新型コロナ対策会議】G大阪の8人陽性、「バスで感染ない」と判明

(C)SAKANOWA

専門家から説明。ゲノム解析の結果が明らかに。

 プロ野球(NPB)とJリーグ合同による「第29回新型コロナウイルス対策連絡会議」が4月5日に行われ、会議後にオンラインによる記者会見が行われた。トップチームの選手6人・スタッフ2人の計8人の陽性判定が確認されたガンバ大阪の事例について、前回の会議ではロッカールームやバス移動の際に感染リスクが高かったのではないかと推測された。今回、感染症の専門家チームから、ゲノム解析の結果、バス内での感染はなかったことが分かったと報告があった。

 G大阪は2週間の活動休止、6試合が中止・延期になった。Jリーグの村井満チェアマンは次のような報告があったと説明した。

「その間にゲノム解析での分析をしていただきました。一時期バス内での何らかの感染があったのではないかという推測はありましたが、ゲノム解析で変異株の分析なども進み、バスの中ではない、別のところにあったと確信をついた提言をいただきました。基本に戻る形ではありますが、(変異株など)今まで以上に感染力が高いというなか、ロッカールームでの対応・対策をしっかりしていく必要があると認識した次第です」

 また専門家チームの座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大医学部)は「時系列で見てゲノム解析していくと、AとBのウイルスの型が近いのか、あるいは違うのかが見えてきます。今回ウイルスの型が異なり、バスの中で伝播したのではないだろうと分かってきました」と説明し、次のように続けた。

「ロッカールームの中での換気が十分でなかったり、また、試合後など会話があったり、部屋にも新しいもの、古いものがあります。選手がある程度密着せざるを得ない場面では、できるだけ会話を少なくしたほうがいい。ロッカールームなど(密室空間)での盲点がないか。再評価しましょうという話をしました」

 また、開幕前後の時期には、用具・機材などの搬入やユニホームやスーツの採寸など外部の人との接触も増える。Jリーグでは選手・スタッフに直接取材する場合の圏域外から訪れるメディアにはPCR検査をするよう求めているが、そういった外部の検査体制についても議論された。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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