【日本代表】先発メンバー発表!最速見どころ&展望。全員右利き。宇佐美、宇賀神、中村航輔アピールなるか
日本対マリ戦の先発予想布陣(C)SAKANOWA
FIFAランキングは日本55位、マリ67位。セットプレーは森岡、大島が担当か、それとも…。
[国際親善試合] 日本 – マリ/2018年3月23日/ベルギー・リエージュ
日本代表のマリ戦のメンバーが発表された。E-1東アジア選手権でA代表デビューしたGK中村、代表復帰組の宇佐美や久保が先発に名を連ねた。本田、原口らはベンチスタート。スターティングメンバーにレフティがひとりもいない陣容に。
長友と宇賀神は、左右入れ替わる可能性もありそうだ。いずれも左サイドを主戦場にしているだけに、「右」でも適応できるのかが試される。また2ボランチ(4-2-3-1)なのか、アンカー+インサイドハーフ2枚(4-1-2-3)にするのか、中盤の構成も注目点の一つ。
セットプレーは森岡、大島が担当か。またはデュッセルドルフでキッカーを務める宇佐美の抜擢もあり得るか。FIFAランキングは、日本が55位、マリが67位。
マリはポルトガルリーグで20得点を決めているポルトのFWモウサ・マレガ、プレミアリーグのクリスタル・パレスで主力として活躍するバカリ・サコが負傷により選考外に。「若いタレントが数多くいる」と、アフリカネーションズカップ予選を見据えた若手主体のメンバー構成となっている。
開催地のリエージュでプレーする19歳のFWムサ・ジェネポ、南野拓実の所属するザルツブルクのディアディエ・サマセク、アマドゥ・ハイダラらが注目選手に挙げられる。
確かに実績のある選手は少ないものの、フランスリーグ、プレミアリーグ、ベルギーリーグなど欧州リーグでプレーする選手がほとんど。日本としては、そのポテンシャルが「開花」しないように対処したい。もちろん、やや当てが外れた面子ではあるものの、いくつかのテストをするなかで、しっかり快勝を収めたい。
日本はこのあと、27日に同会場でウクライナと対戦する。
文:サカノワ編集グループ