「今絶好調、クボの時が来た」久保建英がカディス戦で先発復帰”濃厚”か
U-24日本代表での久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
クチョ、ウナル不在で、チーム内のライバルは――。スペインメディア『アス』が一押し。
[スペイン1部 30節] ヘタフェ – カディス/2021年4月10日(日本時間21:00)/コリセウム・アルフォンソ・ペレス
スペイン1部リーグ、ヘタフェCF対カディスCF戦が4月10日に行われる。地元メディア『アス』は、「ここからクボの時が来る」と期待を寄せるレポート掲載。2試合ぶりの先発での起用を“推薦”している。
久保は3月21日のエルチェCF戦(△1-1)で先発出場し、クロスからようやく今季初アシストを記録。しかしU-24日本代表活動のためスペインを離れたインターナショナルマッチデーを挟み、4月3日に行われたCAオサスナ戦(△0-0)はベンチスタートとなり、81分から出場したもののボールにも絡めなかった。
そして今回、ヘタフェはクチョ・エルナンデスが負傷離脱中で、エネス・ウナルも欠場に。そうしたなかで、久保はアンヘル・ロドリゲスとポジションを争うことになるという。
そして同メディアは「クボは今絶好調で、自信を取り戻しつつある。彼の時が来た」と、攻撃面の課題をなかなか解消できずにいるホセ・ボルダラス監督に、迷わず久保を起用することを進言している。何より「1部リーグのレベルで重要な役割を果たせることを、あと9試合で証明しなければならない」と、久保に残されたヘタフェでの時間が限られることにも言及している。
レアル・マドリードからレンタル中の久保は今季これまで、ビジャレアルCF時代を含めるとリーグ25試合に出場。そのうちヘタフェでは12試合・1アシスト。そろそろ初ゴールが決まりそうな雰囲気は高まりつつある。
ヘタフェは7勝9分13敗(22得点・33失点)の勝点30で15位。降格圏の18位SDウエスカとは勝点7差をつけている。
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[文:サカノワ編集グループ]