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バイエルン戦で遠藤渓太、惜しいクロスやスルーパス。ウニオン・ベルリン大善戦ドロー

遠藤渓太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今季3度目の先発、ハードワークでも貢献。足をつって80分で交代に。

[ブンデスリーガ 28節] バイエルン 1-1 ウニオン・ベルリン/2021年4月10日(日本時間22:30)/アリアンツ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、ウニオン・ベルリンが首位バイエルン・ミュンヘンと1-1で引き分けた。遠藤渓太は今季3度目の先発出場を果たして、ハードワークで貢献。足がつったあとの80分に交代している。バイエルンは5連勝でストップ。

 ブンデスリーガ8連覇中である絶対王者とのアウェーゲーム、遠藤は4-2-3-1の左MFで先発した。18歳ですでにドイツ代表デビューを果たしている新星ジャマル・ミュージアラ、さらにヨシュア・キミッヒと対峙する構図に。

 押し込まれる展開が続くなか、遠藤もウイングバックのように自陣ゴール前まで守備に加わりながら、25分にクロスから決定機を作り出すなど、挽回できた際には前線へと顔を出してチャンスメイクを試みる

 両チームともに選手を交代するなか、68分、ミュージアラの技ありのシュートでバイエルンが先制。遠藤は78分に惜しいスルーパスを放つものの、これが寸前でカットされて通らず。そこで足をつってしまい、80分、元ドイツ代表クリスティアン・ゲントナーとの交代を告げられた。

 ただそのあと、前線がフレッシュになったウニオンが挽回し、バイエルンゴールに迫る。85分、クイックリスタートのスローインからマルクス・イングバルトセンが押し込み、1-1に追いついた。

 ウニオンは今季バイエルンとリーグ戦2引き分け。バイエルンの連勝を5で止めるとともに、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権獲得へ望みをつなぐ大きな勝点1を掴んだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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