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長谷部と鎌田に朗報!ラングニックがフランクフルト新監督候補に。クロップ、トゥヘルの”師匠”

フランクフルトの鎌田大地(左)と長谷部誠(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ヒュッター監督の今季限りでの退任発表を受けて。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトは4月13日、アドルフ・ヒュッター監督の今季限りでの退任を正式に発表した。2023年6月まで契約を結んでいたなか、「早期退任」の条項(オプション)を行使することで合意した。

 そうしたなか『スカイ』は同日、後任監督として、これまでシャルケ04やRBライプツィヒなどを率いてきたラルフ・ラングニック氏が最有力候補に挙がっていると報じた。強化責任者であるスポーツダイレクターとの兼任になる可能性がある。

 ラングニック氏は1958年6月29日生まれ、ドイツ出身の62歳。近年はレッドブルグループの立ち上げから携わり、RBザルツブルク、RBライプツィヒなどの興隆を支え、戦術的な基本軸を徹底。グループ全体の強化に成功してきた。

 戦術家と知られ、リバプールFCのユルゲン・クロップ、チェルシーFCのトーマス・トゥヘル、RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマンら現在ヨーロッパで活躍するドイツ語圏の名指揮官らの”師匠”と言える存在にあたる。

 記事では、「今後、数日中にも具体的な動きがあると見られる」と報じている。

 もしも実現すれば、1年契約を更新しドイツでの指導者ライセンス取得を目指すと公言している長谷部にとっては、ドイツ――いやヨーロッパで一大勢力となる「ラングニック派閥」のその神髄に触れられる、またとない機会になる。そして2024年まで契約を結ぶ鎌田にとっても、来季欧州カップ戦を含め、さらに進化を遂げるビッグチャンスにもなり得る。

 ヒュッター監督退任で今後が不安視されたなか、希望が抱かせるビッグニュース。ただしラングニックはドイツ代表の時期監督候補にも名前が浮上するなど、”超”人気銘柄である。果たして実現なるか?

 フランクフルトは今週末の4月17日(日本時間22:30開始)、ボルシアMGと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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