【鹿島】東京五輪候補、町田浩樹が「何としても勝ちたかった」渾身ジャンプヘッド弾!相馬直樹監督に初勝利をもたらす
鹿島の町田浩樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
徳島戦でウノゼロ、攻守両面で『結果』を残す。
[J1 10節] 徳島 0–1 鹿島/2021年4月17日14:00/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
J1リーグ10節、鹿島アントラーズのU-24日本代表DF町田浩樹が徳島ヴォルティス戦、永戸勝のコーナーキックに高い打点からジャンプヘッドで叩き込み、これが決勝点に。ザーゴ前監督から相馬直樹監督への指揮官交代に揺れるなか、新体制初陣でのウノゼロ(1-0)勝利に、攻守両面で大きく貢献した。
徳島にボールを持たれるなか、セットプレーからの一発を狙っていた。31分、永戸の右からのインスイングのコーナーキック。ストーンを超えたあとジャンプ一番、28番の渾身のジャンプヘッドから、ゴールネットを揺らした。
「相手にあまり身長の高い選手がいなかったなか、カツくんがいいボールをくれたので枠へ飛ばすだけでした」
ザーゴ前監督の解任。町田も大きな責任を感じていた。
「今週監督が替わったのは、選手たちの責任もであります。僕自身、ザーゴ監督の時に(試合で)使ってもらっていたので、非常に責任を感じていました。何としても今日は勝ちたい気持ちで戦っていました」
この日も先発で起用され、相馬監督の期待にも応えるゴールとなった。
「やるべきことをしっかりやろうとみんなで話していました。球際、走りきるところ、コンパクトに陣形を保つことなど、原点に戻ったと言いますか、もちろん戦術もありますが、ゴールを取りに行く、ゴールを守る、『勝利』から逆算し、そこを明確に共有できました」
そのように町田は、まず1勝を掴み取ったことを前向きに捉えていた。
「これを続けなければ意味がない。これを継続していきたいと思います」
しぶとく勝つ――。相馬監督も語っていた挑む姿勢から、貴重な勝点3を掴んだ。
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[文:サカノワ編集グループ]