【鹿島】ルヴァン杯、札幌戦のメンバーは?相馬監督は個の最大値を発揮できる「組み合わせ=バランス」を重視
鹿島の相馬直樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS
すでに両チームともにプレーオフステージ進出決定。
[ルヴァン杯 GS6節] 札幌 – 鹿島/2021年5月19日19:00/札幌ドーム
ルヴァンカップ・グループステージ6節、鹿島アントラーズはアウェーに乗り込み北海道コンサドーレ札幌と対戦する。鹿島、札幌ともに2位以上でのプレーオフステージ進出を決定させていて、今回の試合はどのようなメンバーで臨むのかが一つ注目点となる。
鹿島は先日の横浜F・マリノスとの上位対決を5-3で制し、リーグ4連勝を達成した。相馬監督も「本当に素晴らしい試合だった」と頷く、内容を伴う価値ある1勝だった。指揮官は最近の好調の要因として、「準備」の徹底を挙げていた。
「本当にいい準備を選手、スタッフがしてくれていて、実際ピッチに立った時、我々が優位な時間を作れているのかなと思っています」
「いろんな意味で準備をしていくなか、その場所で発揮するエネルギーが大きくなる、自信を持って迷いなくそういった部分を出せている。プラス実際に(ゴールを)取れていることで、(セットプレーなど)選手たちにとって自信になり、相手に嫌だなという空気を出せていると感じます」
鹿島は同グループステージ3勝2分の勝点11で1位、札幌が同10の1ポイント差で2位。このまま無敗で1位突破を決めたいところだ。
相馬監督は選手の人選について、「組み合わせ」を重視すると語る。選手のストロングな部分を生かすため、その関係性やバランスなども考慮して決めたいという。「チーム全体として、お互いを助け合おう、よい距離で戦おう、まずファーストの守備にいこうと、そこに関してはしっかり全員がやらなければいけないことで、それをやらない選手はいないと思っています」と、そうしたなかで個の最大値を発揮できる11人を選んでいきたいということだ。
「目の前にあるゲームを勝ちに行く。本当にその時にできるものを全て出していくことになると思っています。連戦が続きますが、ピッチでスタートからエネルギーを発揮できるような準備をしていきたいです」
指揮官はそのように意欲を示した。
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[文:サカノワ編集グループ]