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【東京五輪】最強オーバーエイジは誰だ。大迫勇也、遠藤航、吉田麻也の“ほぼA代表”でどうか。本田圭佑は…

左から遠藤航、大迫勇也、吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

目標は「経験」ではなく「金メダル」。勝利に徹するメンバー選考を!「1枚キープ」も手か。

 開幕まであと3か月、東京オリンピック・サッカー競技の組み分けが決定した。男子・日本(現・U-24日本代表)は、南アフリカ、メキシコ、フランスと同組に。ホスト国の「A組」としては珍しい(!?)強豪揃いのグループに入った。

 今後は欧州主要リーグのオフにあたる6月5日・12日、そして7月12日に国際親善試合を予定。22日の南アフリカとの初戦(@東京スタジアム)を迎える。

 その6月の親善試合で焦点となるのが、登録18人のうち24歳以上を3枠使えるオーバーエイジの招集の有無だ。組み分けが決定したことで森保一監督を中心にオーバーエイジを活用するかどうかの判断を下し、それを受けて日本サッカー協会の反町康治技術委員長が所属先との交渉にあたる。

 欧州主要リーグの選手を招集するのであれば、これからシーズン最終盤を迎えるだけに、できるだけ早めに誠意を持って対応していきたい。

 3月のU-24アルゼンチン代表との親善試合2試合を指揮した横内昭展コーチ、そして森保監督(日本代表と兼任)ともに、金メダル獲得への「最強チーム」を結成すると強調してきた。そのために必要であればオーバーエイジはもちろん活用すると“示唆”してきた。

 大会の1年延期により「24歳以下」という特別な年齢制限になったが、オーバーエイジの有無に関係なく、ほとんどがA代表経験者で構成されることになる。すでにA代表の延長戦上にあるチームと言える。

 それだけに、A代表の選手を組み込みやすいメリットはある。

「最強チーム」にするのであれば、大迫勇也、遠藤航、吉田麻也とセンターラインの日本代表の主力を加えるべきだろう。ただセンターバックは欧州各国リーグの主力も多いだけに「2枠」にとどめ、1枠は緊急時用に“キープ”しておくのも手か? あるいは権田修一、シュミット・ダニエル、東口順昭、西川周作らゴールキーパーか。

 また、U-24日本代表の主力と言える選手が負傷などで外れた場合、タイプ的に似た選手が呼ばれる可能性もある。浅野拓磨、南野拓実、鎌田大地、国内組では中谷進之介、大島僚太、脇坂泰斗、川辺駿らも候補には入ってくる。

 一方、34歳のレフティ本田圭佑は東京五輪でのプレーを目標に掲げてきた。ただアゼルバイジャン1部リーグのネフチ・バクーにようやく加わったものの、現時点では実績的に見てノーチャンス。どこかのタイミングで強烈なインパクト――例えば優勝を決める舞台でのハットトリック達成などが「オーバーエイジ候補」に加わってくるノルマになる。

 オーバーエイジを活用すれば、選手の育成につながらないのではないか、という議論も4年ごとに起きてきた。ただし近年の五輪は“お祭り”的カラーが濃い。さらにはヨーロッパで開催されるEUROとも時期が重なる。加えてコロナ禍である。各国がどのようなメンバーで臨んでくるかまったく読めない状況にある。チームによってレベル差が出てきそうである。「経験」を積むうんぬんの便利な言葉には逃げず、「結果」を追求すべき大会だと言える。

 あくまでも勝負に徹し、「金メダル」を本気で目指す。そのスタンスを徹底したメンバー選考を期待したい。最強のサムライが団結し、1年遅れの“TOKTO2020”で大暴れしてもらいたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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