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「彼は世界最高の選手」メッシ2発などバルサ5ゴール。久保建英は今季初のフル出場で2点に絡む。ヘタフェ監督、レオにお手上げ

バルセロナ戦で今季初めてフル出場したヘタフェの久保建英。(Photo by Eric Alonso/Getty Images)

ククレジャとサイド打開、クロスからPK獲得。

[スペイン1部 32節] バルセロナ 5-2 ヘタフェ/2021年4月22日(日本時間23日4:30)/カンプノウ

 ミッドウィークに組まれたスペイン1部リーグの一戦、ヘタフェCFはFCバルセロナに2-5で敗れた。バルサのリオネル・メッシが2得点・1アシストと活躍。一方、ヘタフェの久保建英はビジャレアルCF在籍時を含め今季初のフル出場を果たし、2ゴールに絡んだ。

 開始8分にメッシに決められたヘタフェは、13分、相手選手が一人負傷のため治療していたなか、久保、マルク・ククレジャ、ネマニャ・マクシモビッチの連係から左サイドを攻略。ククレジャのクロスがオウンゴールを誘発する。

 そこから2点を追加されたアウェーチームだったが、69分、ボールを奪い切った久保のクロスからエネス・ウナルが相手に足を踏まれてPKを獲得。これをウナルが決めて1点差とした。

 その後はヘタフェが同点に追い付く匂いも放っていた。だが選手交代を挟み、次第に流れはバルセロナへ。そして87分から2点を追加したホームチームが、結果的に5-2の大勝を収めた。

 ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は試合後の記者会見で、「後半は改善され、不用意なPKを取られた85分までは良かった。私たちが対峙したのは国王杯を制して、とても好調なバルサでした」と肩を落とした。そのうえで2得点・1アシストのメッシについて、「レオ・メッシがいるチームとの対戦は、困難がより増します。彼は世界最高の選手」とたたえた。

 ヘタフェはリーグ7試合勝ち星がなく、7勝15分24敗の勝点31で15位。一方、バルセロナは勝点を68に伸ばし、1試合消化の多い首位アトレチコ・マドリードを5ポイント差で追走する。

 次節は4月25日(日本時間21:00)、勝点4差で降格圏の18位に沈む岡崎慎司の所属するSDウエスカとアウェーで対戦する。両チームにとって、3ポイントを欲する大事な一戦となる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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