原口元気の移籍「決定的」に。新天地はケルン、シャルケ…4チームが候補か
ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ハノーファーでの1部昇格が絶望的に。
ドイツメディア『シュポルツ・ブッツァー』は4月13日、ハノーファー96に所属する原口元気の来シーズンの去就について「シーズンが終われば、ハラグチはチームを去る」と、改めて断定的に報じた。ハノーファーが1部に昇格できた場合には残留する可能性もあったが、その望みが絶望的となったため、新天地が今後の注目点になるという。
背番号10をつける29歳のアタッカーは3年契約の最終年を迎えていて、このままいけば違約金ゼロで移籍が可能になる。今シーズンは27試合・8得点・6アシストを記録。本人は可能であれば、1部リーグでのプレーを望んでいるということだ。
今回の記事では、これまで噂に出てきた情報を改めて整理している。まずシャルケ04が獲得を検討していると言われる。ただしチームの財政事情は厳しく、2部降格が決定的で、原口を獲得できるだけの資金力はないと見られるという。
また、原口が過去に在籍した現在2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフも関心を示している。が、現在2部6位と昇格はやや難しい状況にある。
同じく古巣である1部15位のヘルタ・ベルリン、さらに17位の1FC.ケルンも原口をリストアップしていると言われる。
いずれのチームも新シーズン、どのリーグで戦うかまだ決まっていない。記事のなかでも「果たして獲得するクラブはあるだろうか」と、そもそも原口獲得に手を挙げるクラブが出てくるかも分からない状況だということだ。
原口自身はかつてイングランド・プレミアリーグでのプレーを目指していると公言。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへの移籍が近づいていると報じられながら実現しなかったこともあった。
プレーの幅を広げる原口は、何を優先し、何にこだわり、どのような道を進むのか。これからその動向が、ますます注目を集める。
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[文:サカノワ編集グループ]